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  • 2013.3.16

サイバーエージェント子会社CyberZ、スマートフォン広告市場動向調査を実施、2017年までの想定推移・広告商品別広告費など発表

株式会社サイバーエージェント(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:藤田晋、東証マザーズ上場:証券コード4751)の連結子会社である株式会社CyberZ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:山内隆裕)は、株式会社シード・プランニング(本社:東京都文京区、代表取締役社長:梅田佳夫)と共同で、スマートフォン広告市場動向調査を行いました。2017年までのスマートフォン市場規模推計ならびに予測結果(*1)は以下のとおりです。

■ 市場背景
2011年、スマートフォン端末の普及台数は3,000万台を突破し(*2)、スマートフォン経由でのインターネットサービスの利用が拡大しました。これに伴い、スマートフォン上で提供される情報サービス・アプリのプロモーション需要も急速に拡大。2010年後半から2011年にかけてインターネット広告会社の多くが、スマートフォン向け広告サービスの提供を開始しサービスの拡充を進めた結果、スマートフォン広告市場が本格的に形成されました。2011年のスマートフォン広告市場規模は249億円と推計されます。

■ 2012年のスマートフォン広告市場規模推計
2012年のスマートフォン広告市場規模は856億円(前年比343.8%)
2012年には、スマートフォン端末の普及台数が4,000万台を突破。従来、PCやフィーチャーフォン向けサービスを提供していた事業者が、スマートフォンでのサービス展開を本格化し、スマートフォン上でのプロモーション需要が急速に拡大しました。またこれに合わせてPCインターネット広告やフィーチャーフォン広告を取り扱ってきた広告事業者によるスマートフォン広告市場への参入が相次ぎ、スマートフォン広告商品の提供拡大が進みました。これらを受け、スマートフォン広告市場は飛躍的な成長を遂げ、2012年の市場規模は856億円、前年比343.8%と推計します。

【スマートフォン広告市場規模予測 2011年-2017年】

■ スマートフォン広告商品別(*3)市場規模推計
2012年の商品別広告市場規模は、リスティング広告534億円(構成比62.4%)、ディスプレイ広告210億円(構成比24.5%)、成果報酬型広告112億円(構成比13.1%)
2012年のリスティング広告市場規模は534億円(前年比395.6%)と大幅に拡大しました。主にEC、金融、不動産、人材・教育、交通・レジャー向けサービス等の広告主におけるプロモーション需要拡大が影響。ディスプレイ広告の市場規模も、210億円(前年比269.2%)と拡大、ゲームや電子書籍などのコンテンツや、不動産、旅行等の情報サービスを提供する事業者などのプロモーション需要拡大が影響しました。また、同市場においては、複数媒体やアプリに対して一括で広告配信するアドネットワークの需要が全体の8割以上と大きな割合を占める一方で、ソーシャルメディアの新たな広告商品の登場等が市場規模拡大に寄与しました。成果報酬型広告は、ゲーム会社や情報サービス提供事業者などのプロモーション需要により増加し、2012年の市場規模は112億円(前年比311.1%)となりました。

【スマートフォン広告市場規模予測(広告商品別) 2011年-2017年】

■ スマートフォンチャネル別市場規模推計
本調査では、スマートフォン広告の販売チャネル別金額推計を行いました。スマートフォン広告市場においても、大手広告事業者によるリスティング広告や一部ディスプレイ広告のオンラインチャネルによる提供が行われています。オンラインチャネルは広告主が少額で広告出稿を気軽に行うことが出来るため、今後スマートフォン広告市場の広告主層を拡大させる役割を担うと期待されます。

オンラインチャネル:リスティング広告やディスプレイ広告などを提供する広告配信会社やソーシャルメディアを運営する媒体社などが、口座開設・広告商品の販売・売買決済などの広告取引をオンライン上で行なうことが出来る販売チャネルを示します。一般的には小額出稿の広告主が広告会社を介さず直接的に売買するケースや、中小規模の広告会社による利用が中心です。
オフラインチャネル:オンラインチャネル以外の販売チャネルを示します。広告主と広告配信会社・媒体社との間に広告会社が仲介するケースのほか、介在しない直販取引のケースも含まれます。国内では、大手広告主による広告取引はオフラインチャネルのケースが一般的です。

【スマートフォン広告市場規模予測(チャネル別) 2011年-2017年】

■ 2013年のスマートフォン広告市場規模予測
2013年のスマートフォン広告市場規模は1,166億円(前年比136.2%)
2013年は、引き続きスマートフォンユーザーや情報サービスの増加、ならびにスマートフォン広告商品の拡充が進むことが見込まれます。これを背景に2013年のスマートフォン広告市場規模は1,166億円、前年比136.2%と予想しております。

■ スマートフォン広告市場の今後
スマートフォン広告において中長期的には、各デバイスの特性を生かした広告商品が生まれる一方で、検索連動型広告のように、デバイスを問わない配信形態をとる広告商品がさらに増えていくことも予想されます。O2O領域、あるいはGPSによるユーザーの位置情報を活用した広告商品など、ユーザーに最も身近なデジタル端末ならではの特徴を生かした広告商品が生まれることが期待されます。このような、スマートフォンならではの新しい付加価値を持つ広告商品が多数登場し、新しい広告主層を取り込むことを前提に、スマートフォン広告市場は2014年以降も高い成長水準を維持し、2016年には2,000億円規模に達し、また5年後の2017年には2,200億規模に達すると予想されます。

(*1) 本調査は、スマートフォン広告業界関連事業者へのヒアリング調査ならびに公開情報、調査主体およびシード・プランニングが保有するデータ等を参考に実施。広告主の年間(対象期間:1-12月)スマートフォン広告出稿額を推計し、市場規模を算出。
(*2) スマートフォン端末の普及台数は、年度計算にて算出。シード・プランニング調べ。
(*3) 本調査におけるスマートフォン広告の定義
・スマートフォン広告:ユーザーがスマートフォン端末上で視聴するWebサイトやアプリに対して配信されている、画面サイズに最適化されて表示される広告を示します。タブレット端末向けに配信される広告商品は含みません。
・リスティング広告:検索連動型広告およびコンテンツ連動型広告
・ディスプレイ広告:主にバナー型の広告枠内に動画や図などがビジュアル表示される広告や、媒体(アプリを含む)に広告主が協賛することによりコンテンツの一部として情報発信をする、スポンサータイアップ広告を対象としています。なお、ディスプレイ広告は、媒体社が広告商品として企画・販売する、単一媒体の広告枠上に表示される「純広告」と、アドネットワークやDSPと呼ばれる媒体社以外の広告会社が複数の媒体に一括配信する「アドネットワーク・DSP広告」に分類し、市場規模を推計しています。
・成果報酬型広告:主にアプリ開発者による自社アプリのプロモーション手法として提供されている、インストール課金型の広告商品を対象としています。プロモーション対象のアプリをユーザーがインストールすることに対し、ポイントなど何らかのインセンティブを付与する仕組みにより提供されます。主にWebブラウザサイト運営者によって、ユーザー獲得のために提供されているCPA課金型の広告商品ならびに、携帯電話販売店などの店舗でユーザーの携帯電話端末にアプリをインストールするプロモーション手法として提供されているリアルアフィリエイトは対象に含みません。

■ 調査概要
調査主体:株式会社CyberZ
調査時期:2012年12月から2013年2月
調査方法:スマートフォン広告市場関係者へのヒアリング、調査主体ならびに調査機関が保有するデータ、公開情報の収集
調査対象:スマートフォン広告市場ならびに関連市場
調査機関:株式会社シード・プランニング
※本調査内容を転載・ご利用いただく場合は、弊社のクレジット(Copyright © CyberZ, Inc. All Rights Reserved.)を記載してください。

■ 会社概要
社名   株式会社CyberZ  http://cyber-z.co.jp/
所在地 東京都渋谷区道玄坂一丁目12番1号 渋谷マークシティ23階
設立   2009年4月1日
代表者  代表取締役社長 山内隆裕
事業内容 スマートフォン広告事業


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