Vungle、LINE Plusと協業 〜アプリデベロッパーマネタイズ、ユーザー獲得の増大に向け合意〜
アプリ内動画広告で世界をリードするパフォーマンスマーケティングプラットフォームのVungleがマネタイズ拡大のため、LINE Plus株式会社と業務協業を結んだと発表した。
LINE Plus株式会社は無料のチャットメッセンジャーサービス、およびビデオ通話など他20以上のアプリケーションで新たなコミュニケーションを提供するLINEの海外での戦略立案・展開を行なっており、協業により、Vungleのプラットフォームを利用するアプリデベロッパーは、日本、台湾、インドネシア、タイのモバイルユーザーへのアクセスの拡大が可能となる。今回のニュースに先立ち、Vungleは2017年の年間ランレート(ARR)が3億ドルに達し、さらに中国における全体収益が400%増となったと発表したばかりだ。今回の協業によってVungleは今後もアジア太平洋地域で事業拡張をすすめ、収益およびユーザーエンゲージメント拡大に必要なサポートを開発者に提供することになる。
過去数年間でモバイル広告業界は劇的な成長を遂げており、2015年に405億ドルだったアプリ内広告収入も2020年には1172億ドルに達すると予測されている。一方、世界的なアプリ収益に占めるゲームアプリの割合は81%に及ぶ。新たな収益源を拡大し、総合的なユーザー体験を向上させたいと考える開発者にとって、アプリ広告をシームレスにアプリへと統合するための戦略が不可欠だ。
Vungle ゼイン・ジャファー最高経営責任者(CEO)コメント
「インタラクティブなアプリ内動画広告はエンゲージメントやコンバージョン率を拡大し、アプリ収益化の主要戦略となっている。実際、Vungleのクライアントの中には、収益の90%以上をアプリ内動画が占めるようになった、というアプリデベロッパーもいる」
Vungle Korea ジェネラルマネージャー、ホング・キム氏 コメント
「Vungleのグローバルな動画マーケティングのノウハウとLINEの広範なユーザーベースにより、我々のSDKを統合したLINEのゲームデベロッパーは、より効果的にマーケティング活動を行い、新たな収益源を生み出し、ユーザー体験を向上させることができる。オルトプラス社のアプリ『ヨロシク!!!一人暮らし』は、配信後僅か9日間で日本のGoogle Play無料ゲーム部門で1位を獲得するという、非常に有意義な快挙を成し遂げています。我々は今回の連携を通じ、多くのアプリ開発者の方々が同じように日本、台湾そして東南アジアで成功されることを願っています。」
About LINE Corporation:
LINE Plus株式会社はLINE 株式会社の100%子会社。LINE 株式会社は日本を拠点とし、世界230以上の国と地域向けにLINEメッセージアプリを運営する。1対1およびグループメッセージだけでなく、言葉で伝えにくい感情を伝える表情豊かなスタンプを提供している。音声通話やビデオ通話も国内外問わず無料で利用できる。同社はメッセージアプリに加え、ゲームから写真共有アプリまで幅広いサービスを提供する。
Vungleについて:
Vungleは、アプリ内動画広告で世界をリードするパフォーマンスマーケティングプラットフォームである。広告主はVungleのクリエイティブなLTV最適化テクノロジーによって世界の良質なユーザーにリーチ及び獲得している。大手パブリッシャーはVungleを通じて、ユーザー体験を向上させる魅力的なビデオ広告から収益を生み出している。