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株式会社ブログウォッチャーは、O2Oソリューションのプロファイルパスポートを、株式会社adingoが提供するプライベートDMPcosmiRSと連携し、O2O機能とプライベートDMPの統合提供を開始

2013.6.6

リクルートグループの株式会社ブログウォッチャー(本社:東京都港区 代表取締役:淺野 健)( (リンク ») )はO2Oソリューションである『Profile Passport( (リンク ») )』と、株式会社adingo(東京都渋谷区、代表取締役:古谷 和幸)が提供する、会員データなどの自社データを持つPCおよびスマートフォンのネット事業者向けのプライベートDMP(※1)「cosmi Relationship Suite」(コスミ・リレーションシップ・スイート)と連携し、2013年6月5日より、O2O機能とプライベートDMP機能、情報配信機能を統合し、リテンションマーケティングツールとして提供を開始することを発表いたしました。

■Profile Passportについて
 本ソリューションは、スマートフォン向けユーザーにほしい情報をリアルタイムで届けるためのO2Oソリューションです。「位置情報」×「時刻」×「プロファイル」を自由に組み合わせて情報を配信できるほか、事業者が事前に指定したエリアにユーザーが近づくと、アプリの起動なしにPUSHで情報を通知することが可能なジオフェンスという機能を提供しています。スマートフォン内の顧客行動データは、モバイル端末内にて解析処理や情報管理する構造になっているため、プライバシーに配慮した情報取得、情報配信が可能で、多くの企業への導入実績があります。

■cosmi Relationship Suiteについて
 事業者が自社のオリジナルの顧客行動データーベースの構築、複数セグメントの抽出・生成、メールやディスプレイ広告の配信・分析までを、1つの管理画面上で一元的に行うことができるプライベートDMPです。高度なターゲティングでのディスプレイ広告配信のほか、メール配信を行う事ができ、効果的なLTV(※2)向上を促進することができます。「cosmi Relationship Suite」は、adingoが提供するSSP「Fluct」(※3)やDMP「cosmi」(※4)などの開発・運営によって培った広告配信技術、データの収集・分析ノウハウを活かし、2012年7月にサービスを開始したソリューションです。

■Profile Passportとcosmi Relationship Suiteの連携
 Profile PassportはSDKとして、事業者の提供するスマートフォンアプリに組み込む事ができます。Profile Passportを導入すると、スマートフォン内のログデータから、ユーザーの生活エリア、移動履歴、嗜好性を分析したユーザープロファイルを端末内に保持し、そのプロファイルに応じた情報配信や位置情報に応じた情報配信を行う事ができます。従来、プロファイルはスマートフォン内の情報のみ、配信機能はすスマートフォンの通知機能のみでしたが、今回のcosmi Relationship Suiteとの連携で、横断的な顧客情報の管理と多様な情報配信の実現が可能となりました。また、本連携機能を利用したアプリ開発を低コスト、短納期で行えるソリューションも同時にリリースし、アプリをお持ちでない事業者でも利用しやすくなりました。

■本連携の3つの特徴
1)CRM(※5)としての多様な配信チャネル
 Profile Passportが提供するスマートフォンへの通知機能に加えて、cosmi Relationship Suiteが提供するメール配信、ディスプレイ広告配信と連携することが可能です(PC/スマートフォン対応)。たとえば、プレゼントキャンペーンの情報配信として、アプリユーザーには通知、メルマガ会員にはメール、メルマガの非会員にはディスプレイ広告も配信する、という多様な配信が可能となります。
2)独自セグメントでのアプローチ
Profile Passportが提供するスマートフォン上の「行動データ」とcosmi Relationship Suiteが提供する「会員データ」を統合し、より質の高い顧客行動データーベースを構築し、事業者が自由自在に抽出し・生成したセグメントを利用して、メールやディスプレイ広告を配信することが可能となります。
3)統合した管理画面の提供
Profile Passportとcosmi Relationship Suiteの連携により統合された管理画面を提供いたします。複数のツールを利用することなく、オリジナルデータベースの構築からセグメント生成、メールや広告の配信・分析、キャンペーンの管理など、全てを1つの管理画面で一元管理することが可能です。

※1 プライベートDMP 自社データと第三者データを統合的に管理関するシステム
※2 LTV Lifetime Value(顧客生涯価値)。一人の顧客が取引期間を通じて企業にもたらす利益(価値)のこと。
※3 SSP Sell-Side Platform(セルサイドプラットフォーム)。複数のアドネットワークや純広告などを一元管理し、その中から最も収益性の高い広告を選択、掲載して、インターネットメディアの広告収益を最大化させる仕組みです。
※3 Fluct(フラクト) 提携する複数のアドネットワークやDSP(Demand Side Platform。広告主のROIを最大化する仕組み)、Ad Exchangeなどを一元管理し、その中から最も収益性の高い広告を配信し(イールドマネジメントシステム)、提携メディアの広告収益最大化および広告効果の向上を図る、adingoが独自開発した広告配信プラットフォームです。
※4 DMP Data Management Platform(データマネジメントプラットフォーム)。各サイトが独自にもっているオーディエンスデータを一元管理し、それにより利用者(オーディエンス)単位に訴求する広告商品の開発を可能にする仕組みです。
※5 CRM Customer Relationship Managementの略。顧客管理。顧客管理システム。


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