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ソネット・メディア・ネットワークス、「Logicad」における広告インプレッションの透明性・安全性対策を強化

アドベリフィケーション機能の拡充により、更なる品質の向上へ


ソネット・メディア・ネットワークス株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:石井 隆一)は、この度DSP(*)「Logicad」において、インプレッション(広告表示)の透明性や安全性の更なる向上を目的とした「アドベリフィケーション機能」の拡充を行います。

「アドベリフィケーション」は、配信された広告が、広告主の意図に沿ったサイトや掲載スペースに表示されているかを検証するものです。主に以下3つの役割・機能から構成され、各インプレッションにおける質の管理やブランド保護の観点から、インターネット広告業界全体での議論が活発に行われています。

アドベリフィケーションの役割・機能

◇アドフラウド(不正広告)対策
アドフラウドとはコンピュータによる自動化プログラム「bot」(ボット)を利用したり、スパムコンテンツを大量に生成したりすることで、無効なインプレッションやクリックを発生させ、不正な広告収入(広告費用に対する成約数や広告効果の水増し)を得る悪徳な手法のことです。これらの手法を排除する機能をアドフラウド対策と言います。

◇ビューアビリティ(広告の視認可能性)測定

実際に配信された広告が、ユーザーに視認されているか表示時間・表示面積をもとに測定する機能です。

<参考>「ビューアブルインプレッションの基本原則」

・広告が視聴可能なスクリーンに表示されていること

・広告の一定面積以上が見える状態にあること

・広告が一定時間以上見える状態であること

・広告が人間によって視聴されていること

※参考「ビューアブルインプレッション測定ガイダンス」(一般社団法人 日本インタラクティブ広告協会)

URL http://www.jiaa.org/topics/viewable_guidance.html

◇ブランドセーフティー(ブランド毀損防止)機能

広告が、不適切なサイト(ヘイトスピーチや違法ドラッグなど)に掲載されることを未然に防ぎ、商材のブランド毀損の可能性を減らす機能です。

近年の議論の高まりから、当社では2016年1月よりアドフラウド(不正広告)対策を導入するとともに、以下の関連の調査を実施してまいりました。

参考「アドフラウド対策」における実証実験を実施(プレスリリース)
URL  http://www.so-netmedia.jp/topics/news-2016-pr_release_20160218/

また「Logicad」における広告効果の最大化を目的に、ビューアビリティ計測を加味した運用を実施してまいります。今回の実施にあたり、MOATの「Moat Analytics」を導入しました。

さらに「ブランドセーフティー」機能については、国内での実績の高いMomentum社の「Black Swan」を昨年11月より導入しています。「Black Swan」は、独自の機械学習を用いたアルゴリズムにより、各コンテンツの内容を解析し、ネガティブなサイトへの広告掲載を除外することで、ブランド毀損となる広告配信を未然に防ぐことが可能です。

当社では、アドベリフィケーション機能を拡充することで、透明性と安全性の高い広告運用を実施します。

広告主の広告効果の最大化を支援する広告配信プラットフォーム。広告媒体社の広告収益を最大化するためのプラットフォームSSP(Supply Side Platform)とともに、RTB(Real Time Bidding)を通じて、広告枠の売買をリアルタイムに行っています。

ソネット・メディア・ネットワークス 「Logicad」概要

「Logicad」は、大規模な配信ログ、オーディエンスデータを高速かつ安定的に処理することが可能なシステムインフラを備え、独自のアルゴリズムを用い、RTBにも対応した自社開発の広告配信最適化プラットフォームです。


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