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DNP、マーケティングオートメーション・ツールの運用支援・代行サービスを開始

2018.5.28

大日本印刷株式会社(本社:東京 社長:北島義俊 資本金:1,144億円 以下:DNP)は、企業がデジタルマーケティングの際に利用するマーケティングオートメーション(以下MA)ツールの運用を支援・代行する「DNP MA運用支援サービス」を5月28日に開始しました。


DNPは、企業が保有する購買履歴をはじめとする顧客データを分析し、販促に導く仮説の立案からコミュニケーション施策の企画・実行・検証までをトータルに実施するデジタルマーケティング関連事業を展開しています。今回開始したサービスでは、高度な情報セキュリティ体制のもと、キャンペーンなど各種施策の企画・設計に長けたマーケティングエンジニアと、各種MAツールの専門オペレーターが、企業の担当者のMAツールの運用を支援・代行することで、デジタルマーケティングに関わるオペレーション教育コストや業務負荷を軽減するとともに、販売の増加など効果的なマーケティングの実行を支援します。

サービス開始の背景

生活者の多種多様なニーズにあわせた“One to Oneマーケティング”の重要性が認識されるとともに、それを効果的に実現するデジタルマーケティングの導入が広がっています。その実行に必要なMAツールの市場規模は、2017年時点で約302億円、2022年までに約530億円と、年平均成長率で12%の成長が見込まれています*1。一方、企業のマーケティング担当者のキャンペーン企画等の設計に関わる知識不足やオペレーションスキルの未熟さにともなう業務負荷の増加などによって、導入したMAツールを十分に活用できていない事例が散見されています。
こうした課題に対してDNPは、長年にわたるマーケティング支援やMAツール運用のノウハウ、総勢約1,000名のプロモーショナル・マーケター*2を始めとするマーケティング支援体制などを生かして、企業が導入した各種MAツールの業務を支援・代行します。

*1 出典:(株)矢野経済研究所 「DMPサービス市場/MAサービス市場に関する調査(2017年)」
*2 一般社団法人 日本プロモーショナル・マーケティング協会調べ

DNP MA運用支援サービスの概要

本サービスは、専用に設けた施設内で、「MAツールを活用したキャンペーン施策等の企画設計」「MAツールの設定作業とリアル・デジタルを横断した施策の実行」「施策実施結果のレポート作成と簡易な分析」「対象者を抽出するためのパラメータ設定の変更(必要時のみ)」を組み合わせて提供します。これらMAツールに必要な一連の業務を支援・代行することで、PDCAをすばやく着実に実行し、企業のデジタルマーケティング戦略をサポートします。
当サービスは、企業が実施するキャンペーン1件単位で利用可能です。主な特長は以下の通りです。

1. MAに特化したマーケティングエンジニア、専門オペレーターが支援・代行
マーケティング施策とMAツールへの知見を持つマーケティングエンジニアが、企業のマーケティング戦略に基づいた企画設計と施策実行結果の効果検証を行います。また、各種MAツールのトレーニングを受け、操作に習熟した専門のオペレーターが、素早く正確にクーポンの配信などの施策を設定・実行します。

2. リアル、デジタルを横断した施策を支援
WEB広告や電子メールの配信から、電話でのアウトバウンドコール、ダイレクトメールの配送や個別クーポンの発行等、リアル・デジタルを横断した様々なメディアに対応し、DNPのリソースと連携してお客様個々の状況に応じた最適な施策の実行を支援します。

3. MA運用に特化した高い情報セキュリティ環境で運用
MAの運用に特化した高い情報セキュリティ機能を有した環境の専用施設をDNPの東京都内のBPO拠点内に新設しました。高い情報セキュリティ基準に準拠した環境から、各企業に導入されたMAツールにアクセスすることで、個人情報の取り扱いに関するセキュリティリスクを極小化し、安全な運用を実現します。

DNP MA

今後の展開について

DNPは「DNP MA運用支援サービス」によって企業のデジタルマーケティングを支援し、関連事業を含めて2020年に140億円の売上を目指します。


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