セプテーニ、Facebook広告のLift APIを活用した新しい広告運用手法「Conversion Lift Based Optimization」を構築
株式会社セプテーニ(本社:東京都新宿区、代表取締役:佐藤 光紀、以下「セプテーニ」)は、Facebook広告において、Facebook 広告の公式API パートナー(*1)のみ使用可能な「Lift API」を導入し、広告のビュースルー効果をより正確に評価しながら、リアルタイムで広告運用のPDCAを回すことが可能な新しい広告運用手法「Conversion Lift Based Optimization」を構築いたしました。
Facebook広告において、広告効果をより正確に評価するためには、ユーザーが広告接触直後どれだけクリックしたかを成果とするクリックスルーコンバージョンだけでなく、広告接触後の間接的な行動変容も成果とするビュースルーコンバージョンを測定することが重要になっております。
このビュースルーコンバージョンの測定には、Facebook広告のコンバージョンリフト調査(*2)の実施が有効ですが、従来の手法では、キャンペーン後からレポートまで一定期間を要するため、短期間では広告運用におけるPDCAを回しにくいことが課題となっていました。
セプテーニが構築した「Conversion Lift Based Optimization」は、Facebookが提供する「Lift API」を活用し、コンバージョンリフト調査を半自動化させ、リアルタイムでコンバージョンリフト値を確認しながら広告運用ができる手法です。
この手法を用いることにより、広告効果の正確な評価に基づいて、ターゲティングやクリエイティブなど即時にPDCAを回すことが可能となるため、より迅速に広告運用を最適化し、広告主企業の広告効果の向上を図ることができます。
「Conversion Lift Based Optimization」を活用し実施した、株式会社U-NEXT様のFacebook広告におけるキャンペーン事例では、クリックスルーコンバージョンをベースとした広告運用の手法と比べ、2~4倍、広告効果の向上を確認することができました(*3)。
セプテーニでは今後も、広告主企業のニーズに対応した質の高いインターネットマーケティングサービスを提供してまいります。
*1 公式APIパートナー:Facebook に認定を受け、広告API へのアクセス権限を取得した企業。セプテーニは2012年よりこの公式APIパートナーとして認定を受けております。
*2 コンバージョンリフト調査:ターゲットを2つのグループ(広告を表示する実験群と表示させないコントロール群)に分け、コンバージョンを比較することで、その広告による増分(リフト)を計測する評価方法
*3 参考:https://www.facebook.com/business/m/discover-growth/measurement/u-next/