ディープラーニング技術のLeapMind、取締役COOに元セプテーニHD執行役員の唐木 信太郎氏が就任
ディープラーニング技術を活用する企業に向けたソリューションを提供するLeapMind株式会社(所在地:東京都渋谷区、代表取締役 CEO:松田 総一、読み方:リープマインド、以下LeapMind)は、唐木 信太郎が2019年5月8日付けで取締役COOに就任したことをお知らせいたします。
唐木は株式会社セプテーニに入社以降、事業責任者として新規事業開発や新会社の設立に至るまで、事業のインキュベーションから拡大フェーズまでを主導。その後、セプテーニグループにおける取締役経営企画部長として、国内・海外複数件のM&A、投資、経営戦略等を担当。また、社員50名程度のベンチャー企業が大きく成長していく過程における中核メンバーとしてIR・広報部門の管掌に加え、韓国・東南アジア等の海外子会社及び、複数の国内子会社の管掌等、幅広い業務に携わってきました。
LeapMindは、AI(Artificial Intelligence、人工知能)の要素技術であるディープラーニングをコンパクト化することで、あらゆるモノに適用する「Deep Learning of Things (DoT)」の世界を加速させることを目指しています。急成長市場での唐木の経験や知見を活かし、複雑なディープラーニング技術を「コンパクトに、シンプルに」実社会に還元すべく、引き続き精進してまいります。
■取締役COO 唐木 信太郎 コメント
LeapMindは、深層学習はもちろんのこと、ハード、ソフト、組込み等、様々な専門性やスキルを有するメンバーによって構成される集団です。メンバー各々が主体性を持って能力を発揮できる仕組み作りに磨きをかけること、第4次産業革命の中心と期待されるAI産業の中で、今後も発展と進化を続けていくであろう技術価値を実ビジネスにわかりやすく応用することが自身の役割として重要であると考えています。 長らくインターネットビジネスの世界で仕事をしてきた経験において、その黎明期と類似している点も感じており、その経験を活かしながら、また自身のアップデートと並行して、会社が描く壮大なビジョンに向かって貢献していきたいと考えております。
唐木 信太郎 略歴
2001年 日本大学生物資源科学部 卒業
2001年 株式会社セプテーニ 入社
2003年 株式会社セプテーニ クロスメディア部 部長
2007年 株式会社セプテーニクロスゲート 代表取締役社長
2012年 株式会社セプテーニ・ホールディングス 取締役経営企画部長
2017年 株式会社セプテーニ・ホールディングス グループ執行役員
2019年 LeapMind株式会社 取締役COO 就任
LeapMind会社概要
LeapMindは、ニューラルネットワークモデルの改善や独自のアルゴリズム研究をソフトウェアとハードウェアの両領域から行い、 エッジディープラーニングソリューションを研究開発することで、低消費電力なFPGAなどの電力が限られた小さなコンピューティン グ環境でも、エッジ側でディープラーニングが稼働する技術を実現しました。この独自技術を活用し、小さな機械やロボットなど 様々なエッジデバイスでディープラーニング技術を活用していただくため、次の3つのソリューションを提供しています。
エッジディープラーニングの導入に必要な、データ作成、モデル構築、ハードウェア実装までを提供する「DeLTA-Family」
ディープラーニングモデルの極小量子化、低消費電力なFPGA上での動作に必要なランタイムなどを、世界中の技術者の方にお使いいただき、当分野を発展させることを目的にオープンソース化したソフトウェアスタック「Blueoil」
お客様に合わせてカスタムして高度な研究開発を行う「共同研究」