イルグルム、アドレポとアドエビスとのデータ連携を開始
株式会社イルグルム(本社:大阪府大阪市北区 代表取締役:岩田 進、以下「イルグルム」)は、運用型広告レポート自動作成ツール「アドレポ」において、マーケティングプラットフォーム「アドエビス」のデータ連携を2019年9月2日(月)より開始することをお知らせいたします。
分断されたデータの集計と照合に多くの工数を要する従来のレポーティング
マーケティング手法の多様化に伴い、施策の成果を分析・評価するためには、複数の媒体データを取得し、集計を行う必要があり、レポート作成にかかる工数が課題となっています。この課題に対しアドレポでは、各種媒体データの取得とレポート作成を完全自動化することで、広告代理店の業務効率化と工数削減を推進してきました。しかし、各媒体が提供するレポートを集計するだけでは、コンバージョン数に重複が生じるため、媒体を横断した計測データとの照合が必要となり、工数を要する状況となっておりました。
コンバージョンをはじめとする獲得指標の連携を開始
この度のアドレポとアドエビスのデータ連携は、アドエビスの計測データを活用した多角的な施策評価を実現するための取り組みの一つです。その第一弾となる今回は、コンバージョンをはじめとする獲得指標の追加を実施。課題であった重複を排除したコンバージョンを活用した媒体評価をはじめ、間接効果や再配分コンバージョンといったアドエビス独自の指標の確認も可能となります。
また、本リリースでは、アドエビスが保有する計測データを自動で取り込むことができ、作業工数の削減を実現します。アドレポに取り込まれた計測データは、各種媒体データと自動的に紐づけられ、レポーティングされます。さらに、レポートの出力にGoogleスプレッドシートを利用することで、お客様へのレポート送付業務の簡略化と送付後のコミュニケーション効率化も期待できます。
<機能詳細>
・取得指標
CV合計/間接効果(合計)/初回接触/再配分CV/売上総額/再配分売上総額
・レポーティング対象媒体
Google広告/Yahoo!プロモーション広告/Criteo/Facebook/Twitter/LINE Ads Platform/FreakOut
※対象媒体は順次拡大予定
今後は、平均潜伏期間や平均接触回数、直帰率やUUなどの指標も順次連携を行い、データの取得と結合を自動化する予定です。多角的な評価指標のレポーティングを効率化、自動化することで、広告代理店業務の更なる効率化と労働生産性向上による働き方改革に寄与してまいります。
「アドレポ」について
アドレポはマーケティングデータを集約し、広告のレポート作成を完全自動化するクラウドサービスです。API連携によって国内の主要な広告プラットフォームのデータをアドレポ内に集約し、必要な広告レポートの作成を自動化します。オプション機能のご利用で、Google BigQueryとの接続による膨大な広告データの蓄積や、BIツール連携によるデータ分析にもご活用いただけます。
アドレポは、レポート作成業務の工数削減に特化したシステムとして、今後も広告代理店のマーケティング活動における生産性向上を支援していきます。