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ルビコン・プロジェクト、オープンソースによるヘッダービディングソリューションのRTK.ioを買収

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世界規模の広告エクスチェンジであるルビコン・プロジェクト (NYSE:RUBI) は本日、パブリッシャー向けのヘッダービディングにシンプルさと制御をもたらすツールやサービスの大手プロバイダーであるRTK.ioの買収を発表しました。RTKのソリューションは、ルビコン・プロジェクトが2019年5月にローンチしたヘッダービディングソリューションのDemand Managerと同じオープンソースフレームワークです。RTKのチームとそのテクノロジーによって、ルビコン・プロジェクトはDemand Manager製品のポートフォリオやクライアントベースを拡大することになります。
今後数か月に渡り、ルビコン・プロジェクトではこの2つのソリューションを統合し、世界各地のパブリッシャーの増え続けるニーズに対応してまいります。ルビコン・プロジェクトによるRTKの買収は1,100万ドルの現金取引によって行われました。


「RTKとはオープンソースへのコミットメントや、パワフルなツールや最高のクライアントサービスをパブリッシャーに提供したいという情熱を共有しています」そう語るのはルビコン・プロジェクトの社長兼CEOのMichael Barrettです。「RTKには優秀なヘッダービディングのエキスパートやPrebid開発者が揃っており、当社の素晴らしいチームにさらなる深みを与えてくれることでしょう。2社が力を合わせることで、マネタイズならびにビジネスを成長させる判断を迅速に、かつ十分な情報を得た上で行うといったコントロールをパブリッシャーが取り戻すお手伝いをするという共有ビジョンを促進させていく予定です。

2014年に創業しニューヨークに本部を置くRTKはプログラマティックインフラストラクチャーであり、より効率的に広告技術の作成を目指す広告運営企業です。RTKは、完成したヘッダービディングソリューションの設定、インストール、実装を行う統合されたユーザーインターフェースをパブリッシャーに提供しています。加えて、非常に高速で柔軟、かつより優れたイールド・マネジメントを可能にするレポート・分析能力を有する企業です。

「ルビコン・プロジェクトへの参加は喜ばしいことです。我々はDemand Managerチームの一員になることを心待ちにしています」RTKの共同創立者兼CEOのGareth Glaser氏はそう語ります。「2社の製品を統合した製品をサポートするルビコン・プロジェクトのリソースとフットプリントにより、世界中のパブリッシャーに高次元のサービスとイノベーションが実現するでしょう。また、透明性が高くコラボレーション要素の強いアプローチを業界にもたらすという我々に共通するビジョンがさらに強まります」

ルビコン・プロジェクトの戦略においてRTKが果たす役割についての詳細は、社長兼CEOであるMichael Barrettのブログ記事をご覧ください。

ルビコン・プロジェクトについて

2007年に設立されたルビコン・プロジェクトは、世界最大級の広告エクスチェンジです。ウェブサイトやアプリに対して、広告を簡単かつ安全に販売するためのツールや専門知識を提供することで、ウェブサイトやアプリの存続・繁栄をサポートしています。また、世界最大手の代理店やブランドがルビコン・プロジェクトの技術を利用して毎月何十億件という広告取引を実行しています。ルビコン・プロジェクトは独立した上場企業(NYSE:RUBI)であり、カリフォルニア州ロサンゼルスに本社を構えています。


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