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ブレインパッド、シリコンバレー創業のクラウドデータプラットフォーム「Snowflake」を提供開始

株式会社ブレインパッドは、クラウド・データウェアハウス(DWH、*1)を提供するSnowflake Inc.(本社:アメリカ・カリフォルニア州サンマテオ)とソリューション・パートナー契約を締結し、新たにクラウドデータプラットフォーム「Snowflake(スノーフレイク)」の提供を開始することを発表いたします。

 2012年にシリコンバレーで創業したSnowflake社は、クラウド業界で最も成長スピードが速いユニコーン企業の1つとして注目されており(*2)、2019年11月には日本法人を立ち上げ日本国内へのサービス提供を開始しています。

同社の提供する「Snowflake」は、従来のDWHとは一線を画す全く新しいアーキテクチャ、オンプレミスからのクラウド移行における適合性の高さ、競争力のある価格体系を強みに、グローバルではすでに3,400社超の導入実績を有しています。

 ブレインパッドは、クライアント企業に対するデータ活用支援の一環として、データ活用を成功に導く基盤となるDWHの構築を支援してまいりました。近年のDX(デジタルトランスフォーメーション)の潮流においてはDWHのクラウド化を推進する事例が増えており、3大クラウド(*3)に代表されるさまざまなクラウドプラットフォームからクライアント企業に最適な環境を選定・導入しています。

ブレインパッドは、このたびのSnowflake社とのパートナー契約によりクラウドの選択肢に「Snowflake」が加わったことで、クライアント企業からのより幅広いニーズに応えることができるようになります。

ブレインパッド

 クラウドデータプラットフォーム「Snowflake」の特徴は、以下のとおりです。

■「Snowflake」の特徴

●データを格納するストレージと、DWHのクエリを実行するサーバー(仮想ウェアハウス)を、独立したリソースとして分離させた構造のため、同時実行によるボトルネックが発生しない特許取得済みのアーキテクチャ。

●従来型のDWHに比べ処理性能が高く、リアルタイムに処理性能などを変更でき、データ量に対する最適な性能を実現。

●使用した分だけ秒単位で課金する競争力のある価格体系。使用していない時は自動で停止し、その間の費用がかからないようにすることも可能。

●過去90日に遡ってデータを取り出すことが可能なタイムトラベル機能や、本番データに影響を与えることなく検証環境を用意することができるクローン機能など、Snowflake独自の機能を用意。

ブレインパッド

■Snowflake Inc. 日本代表 東條 英俊氏のコメント

 日本のデータ活用支援のリーディングカンパニーであるブレインパッドが、弊社のソリューション・パートナーとなったことを歓迎いたします。数多くの企業のデータ活用を成功に導いてきた同社がパートナーとなったことは大変心強く、日本企業のデータ活用がさらに加速し、Snowflakeのミッションである「企業をデータ駆動経営へ導くこと」が確実に前進するものと確信しています。

■株式会社ブレインパッド 代表取締役社長 草野 隆史のコメント

 データ分析の受託業務を祖業とするブレインパッドは、データのプロフェッショナルという立場から、その時々の優れたテクノロジーを活用して、データ活用の基盤となるDWHの構築を行ってきており、すでに金融業界や小売業界といった膨大なデータ量を扱う企業にて多数の実績を積んでおります。

 このたびのSnowflake社とのパートナーシップを通じ、その高性能でスケーラブルな世界最先端のソリューションを活用することで、DXやデータ活用に取り組むクライアント企業の皆様に、経営課題の解決や付加価値創造の基盤となる、優れたクラウドのデータ活用環境をお届けできるようになることを非常に嬉しく思っております。

(*1)データウェアハウス(DWH)とは、基幹系などの複数システムから、必要なデータを収集し、目的に応じて活用できるように膨大な量のデータを格納するシステムのこと。
(*2)「Forbes JAPAN 」2020年2月11日記事より引用。https://forbesjapan.com/articles/detail/32284
(*3)「Amazon Web Services」、「Microsoft Azure」、「 Google Cloud Platform(TM) 」のこと。


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