博報堂グループ、D2Cブランドビジネスの包括的支援を開始
2020.6.16
株式会社博報堂(本社:東京都港区、代表取締役社長:水島正幸、以下博報堂)は、博報堂グループ横断で、企業のD2C(Direct to Consumer)ブランドビジネスを包括的に支援する体制を構築しました。当社グループが強みとする「ブランディング」と「ECビジネス」の知見を高度に融合させながら、D2Cブランドの新規開発からビジネス設計、事業運営までのあらゆるニーズをワンストップで支援してまいります。
ECでの直接販売とソーシャルメディアでのコミュニケーションを前提に成長する「D2Cブランド」が、国内でも次々と登場しています。この潮流はスタートアップ企業が先行して作ってきたものですが、最近では大手メーカーがそのエッセンスを取り入れてブランド開発や運営を始めるケースも見られるようになってきました。さらに足元では、新型コロナウイルスの影響を受けて新たな販売方法を模索し、D2C事業やEC事業に本格的に取り組もうとする企業やブランドも増えています。
その反面、D2Cブランドの運営は「ブランドビジネス」と「ECビジネス」を同時に実現することが求められるため、マネージメントが非常に難しく、成功確率も低いという現実があります。
博報堂はこの課題を打破し、企業のD2Cへの挑戦を成功に導くことを目指して、博報堂グループ内のブランディングとECビジネスの専門性を結集した支援体制(名称:博報堂グループ・D2C統合ソリューションチーム)を構築しました。新たなビジネス機会の発掘、ブランド設計、ビジネス設計、商品設計、バリューチェーン整備、マーケティング戦略立案、店舗展開など、D2Cブランドビジネスに関するあらゆるフェーズ、あらゆるニーズの支援を行います。包括的な支援にも、一部分だけのご相談にも対応可能です。「D2Cブランドを新たに立ち上げたい」「すでにあるD2Cブランドをもっと成長させたい」など、企業の状況に応じて最適なサービスを提供いたします。
この体制は、博報堂社内の複数部門と、博報堂プロダクツなど博報堂グループ内の複数の会社が知見を掛け合わせるとともに、外部パートナーとして株式会社フラクタの参画を得ます。フラクタは数多くのD2Cブランドの立ち上げや運営コンサルティングの実績に加え、事業運営側としてD2Cブランドのグロースに関わった経験も豊富で、D2Cブランドビジネスの実践者として日本でも有数のプレイヤーです。