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神戸新聞社、上半期決算は純利益44.5%減少 ~デジタル収入が広告収入を初めて上回る~

2020.9.3

神戸新聞社

神戸新聞やデイリースポーツを発行している神戸新聞社は第112期の上半期の決算を発表しました。新聞の購読減少の流れや新型コロナの影響を受け、売上高が20,761,929千円(前年同期比5.4%減)となり、利益については営業利益が1,442,977千円(同18.3%減)、経常利益が1,416,220千円(同15.4%減)、親会社株主に帰属する中間純利益が469,121千円(同44.5%減)となりました。


神戸新聞の2020年5月の部数は464,899部と前年比19,326部減(4.0%減)、昨年より落ち幅が拡大しました。またもう1つの主力であるデイリースポーツはプロ野球の開幕ずれ、中央競馬、公営競技の無観客開催などが部数の減少につながりました。

デジタル収入は好調で増収。昨年立ち上げた「まいどなニュース」、既存のコンテンツともにコロナ禍の自粛期間の巣ごもり需要に応え、計画を上回るページビューを獲得しました。

その結果、広告収入はイベントの自粛により大幅な減収となり、構成比で初めてデジタル収入が広告収入を上回る事象が起こりました。


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