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サイバーエージェント、23年9月期1Q は減収減益で赤字化

サイバーエージェント

 サイバーエージェントの2023年9月期1Qの連結業績は、売上高が前年同期比2.1%減の1675億7700万円、営業損益が12億5500万円の赤字(前年同期は198億400万円の黒字)、経常損益が9億3900万円の赤字(前年同期は198億3600万円の黒字)、最終損益が50億200万円の赤字(前年同期は60億9100万円の黒字)となりました。中長期の柱に育てるため、「ABEMA」への投資をしつつ、最終損益は赤字、売上高は減少、営業損益は赤字、経常損益は赤字となりました。

 インターネット広告事業は、景気の影響を一部受けつつも、好調に推移し、売上高は956億3900万円(前年同期比8.9%増)、営業損益は50億100万円の利益計上(前年同期比13.0%減)となりました。減益の理由については、今後の成長に向けた人材への投資拡大と、DX事業への先行投資のために費用が膨らんだとしています。

 ゲーム事業は、主力タイトル『ウマ娘』の周年記念前の端境期等により、売上高は409億1600万円(前年同期比29.9%減)、営業損益は52億1200万円の利益計上(前年同期比69.6%減)となりました。

 メディア事業は、「ABEMA」と周辺事業が増収を牽引し、売上高は334億8500万円(前年同期比34.0%増)、「FIFAワールドカップ」の配信等により、営業損益は93億5600万円の損失計上(前年同期間38億4000万円の損失計上)となりました。


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