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電通グループ、3Q決算累計はコストコントロールなどで減収増益

2020.11.11

dentsu

電通グループは2020年12月期3Qの決算を発表しました。連結業績は、収益が前年同期比9.4%減の6763億6200万円、営業利益が同50.1%減の185億300万円、経常利益が同55.7%増の250億6700万円、純利益が同116.9%増の102億8600万円でした。


 事業構造改革費用の計上などにより営業利益は減少となりましたが、条件付対価に係る公正価値変動額の増加などにより、親会社の所有者に帰属する四半期利益は前年同期を上回りました。海外事業の売上総利益は、3471億4400万円(前年同期比12.8%減)でしたが、リストラによるコスト削減や、景気の悪化に対応したコストコントロールに努めたことなどにより、調整後営業利益は358億8600万円(43.1%増)、オペレーティング・マージンは10.3%(前年同期は6.3%)と前年同期を上回りました。

 景気の悪化に対応したコストコントロールに努めたことなどにより、調整後営業利益は758億2300万円(0.3%増)、オペレーティング・マージン(調整後営業利益÷売上総利益)は12.6%(前年同期は11.2%)、親会社の所有者に帰属する調整後四半期利益は393億6900万円(0.2%減)となりました。

一方で、直近3ヵ月の実績となる7-9月期の連結税引き前損益は70.6億円の赤字(前年同期は134億円の黒字)に転落となりました。


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