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ジーニー、2020年上半期は減収赤字幅縮小

2020.11.12

Geniee

ジーニーは、2020年2Qの決算を発表しました。累計となる上半期の決算は、売上高6,430百万円(前年同期比8.2%減少)となりました。一方、利益面では、売上高の減少及び組織体制の強化に伴う人件費の増加を主な要因として、営業損失は123百万円(前年同四半期は営業損失229百万円)、経常損失は140百万円(前年同四半期は経常損失246百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は119百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失239百万円)となりました。

セグメント別

・アド・プラットフォーム事業
アド・プラットフォーム事業は、主力のサプライサイドビジネスにおいては、新商品や新領域での拡販を図る一方、既存領域での効率化を推進することで、利益の増進を図りました。デマンドサイドビジネスにおいては、新型コロナウイルス感染症の影響を受けていないECをはじめとしたオンラインビジネスの領域において事業を拡大しました。デジタルOOH(注)領域においては、引き続き、大手屋外広告媒体との新規の提携、新たな広告商品の開発、「広告価値の可視化」に向けた実証実験などを進めてまいりました。この結果、アド・プラットフォーム事業の売上は、5,376百万円(前年同期比4.7%減少)となりました。

・マーケティングソリューション事業
マーケティングソリューション事業は、「ちきゅう」などの各プロダクトの機能を強化、「Chamo」においては大幅なリニューアルも実施しました。また、オンラインイベントなどにも継続的に登壇し、各プロダクトの拡販に努めました。一方、広告運用代行ビジネスは、新型コロナウイルス感染症による広告出稿抑制の影響を受け、前年を大きく下回る結果となりました。この結果、マーケティングソリューション事業の売上は、514百万円(前年同期比30.0%減少)となりました。

・海外事業
海外事業では、サプライサイドビジネスにおいてリセラービジネスの強化を推進する一方、前期に実施した不採算事業の縮小などの効果が現れ、利益構造は大きく改善しました。この結果、同事業の売上は、602百万円(前年同期比26.5%減少)となりました。


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