ログリー、ダイレクト課金サービスのcodocと連携を開始
ログリーは、ダイレクト課金サービスのcodocと連携し、メディアにコンテンツ販売機能を提供、新たなマネタイズ導入を支援する取り組みを開始しました。
背景
コロナ禍における現在、企業の広告出稿は圧縮傾向にあり、多くのメディア企業がデジタル広告に依存しない経営を模索しています。サブスクリプション型と呼ばれるビジネスモデルが注目を集め、多くのメディアがコンテンツ有料化の仕組み導入を試みています。しかし、従来の広告収益中心のビジネスモデルから新たなマネタイズモデルの切り替え難易度は極めて高く、成功例といえる事例はごく少数であるのが現状です。
要因の1つとして、システム導入時のコスト負担が大きいことが挙げられます。
その負担を大幅に軽減し、従来の広告収益を損ねることなくトライアルから実行できるのがcodocのコンテンツマネタイズシステムです。
実施する取り組み
今回の取り組みでは、両社の保有するソリューションを活用し、導入サポートから収益向上までのコンサルティングをワンストップで行い、メディアへ新たなマネタイズの仕組みを提供します。
具体的なマネタイズの方法として、コンテンツを一部有料化し課金を行ったユーザーにのみ表示させるペイウォールの仕組みを提供します。codocを用いることで、複雑なシステム構築を必要とせず、以下3つの機能を実現することが可能となります。
1.コンテンツの単体販売機能
2.定期購読販売機能
3.コンテンツに対する対価として、ユーザーが任意でコンテンツ提供者にサポートする機能
ログリーが提供する「LOGLY lift」では、月間200億インプレッションを超える数多くのメディアが参画しています。このメディアネットワークへペイウォール機能を提供することで、広告収益以外のマネタイズとメディアの価値最大化を実現します。
また、トラフィック規模の小さいメディアでは、特定のコンテンツに単体販売機能をつけても、ユーザー数が少なく、Webサイト内のみでコンテンツ閲覧・課金が望めないことがあります。その場合、LOGLY liftからコンテンツ配信を行うことでユーザー流入を増やし、記事PVや収益の創出、増加を狙うことができます。
展望
コンテンツ課金に至るユーザーやその要因・傾向を分析し、メディアへ提供することでマネタイズを支援します。
現状、さまざまなメディアに共通する課題として、広告収益のビジネスモデルが中心であるがゆえに広告収益に対する依存度が高まり、トラフィックを重要視したコンテンツ制作となる傾向にならざるをえない実態があります。
codocを活用した取り組みではこの課題に向き合い、コンテンツを有効にマネタイズすることを追求します。