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メディアドゥ子会社のフライヤー、マイナビ・VOYAGE VENTURESらから総額2億円を調達

フライヤー 資金調達

メディアドゥ子会社社のフライヤーが、マイナビとCARTA HOLDINGS の子会社で IT 系ベンチャーに投資するVOYAGE VENTURESと社会人向け研修サービス大手のインソースの3社を引受先として、A 種優先株式を発行し第三者割当増資を実施したと発表しました。資金調達総額は2億円。

資金調達目的・背景

フライヤーは、ビジネス書・教養書を中心に、厳選した書籍を 1 冊当たり 10 分で読めるように「要約」し、Web サイト・アプリ上で配信するサービスを運営しております。書き手の主観が入る書評とは異なり、著者の主張や論理(重要ポイントや全体像)を忠実にまとめ、読者に伝えます。書評でないため、出版社と著者から要約の許可を得る必要があり、要約した原稿にも目を通していただくことで、高品質なサービスを提供しています。また、テキストのほか音声でも聴くことができるなど、これまでになかった「要約を読み、本の魅力を知る」という新たな読書習慣を提案しています。現在、2300 冊のビジネス書を要約しており、「人材育成に役立つ」と企業の人事部や教育研修部からご好評をいただくなど、これまでの一般利用に加えて需要が拡大しています。法人プランの契約社数は2年前の 3 倍の伸び率で、急成長しています。法人ビジネスを今後の成長ドライバーに据えて、個人会員と合わせた累計会員数を現在の 75 万人(2020.12末)から同年内に 120 万人まで増やす計画です。

目標に掲げる 2022 年内の会員数 120 万人達成に向けてアクセルを踏むべく、急伸中の法人向け SaaS(ソフトウェア・アズ・ア・サービス)ビジネスを強化する狙いで、獲得した資金を人材確保やサービス開発、広告宣伝に充当する予定です。なお、本第三者割当増資後もフライヤーは当社の連結子会社です。フライヤーの個人および法人の会員基盤を広げ、要約がより広く読まれる需要を創出し、読者がスキマ時間に良書に出合う機会を創出してまいります。また、引き続き出版社・取次・書店との協業に注力するとともに、テクノロジーによる読者人口の拡大という当社グループならではのデジタルトランスフォーメーション(DX)を通じて紙・電子双方のビジネス関連書籍の流通拡大に貢献することで、当社の企業価値の一層の向上に繋げてまいります。


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