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マガジンハウス、福祉とクリエイティブをテーマにしたウェブマガジン「こここ」をリリース

マガジンハウス

マガジンハウスは、2021年4月15日より、福祉とクリエイティブをテーマに新たなメディアプロジェクトを始動しました。

メディアプロジェクトの第一弾として、ウェブマガジン「こここ」(https://co-coco.jp)を創刊。「個と個で一緒にできること」を合言葉に、福祉につらなる人や場所、活動、表現、創造性をたずね、紹介していくメディア事業を軸に、ラボ事業も展開していきます。

マガジンハウスでは、2012年1月に「日本の地域」をテーマにしたウェブマガジン「コロカル」を創刊し、運営してきました。日本各地のユニークな取組みやパワフルなプレイヤーを紹介しながら、その根底にある雇用不足や高齢化、過疎化などの問題に向き合っています。ウェブマガジン「こここ」もまた、高齢化社会を迎える日本での介護人材の不足、社会の中で「生きづらさ」や「わかりあえなさ」を感じる人の増加などの社会課題を背景に創刊します。

福祉の現場には、社会に生きる一人ひとりの心身や置かれた状況に日々向き合い、汗をかき、奔走してきた経験が宿っています。同時に、社会全体の構造的な課題にさらされ、立ち向かうことを求められてきた領域でもあります。また、近年では、福祉の現場から驚くほど創造的な活動や表現も生まれ、さまざまなクリエイターやアーティスト、専門家が関わっています。

ウェブマガジン「こここ」では、「クリエイティブ」を入り口に、福祉領域に関わる人・活動・テーマをたずね、やわらかく紹介していくことで、これからの社会を共に生きていく上でのヒントを読者とともに考えます。

「幸福」の意味を持つ「福祉」は、誰しもに関わるテーマではありますが、まだまだ身近なものではないのかもしれません。マガジンハウスではこのメディアプロジェクトを通し、福祉に関わる入り口を創造していく所存です。
ウェブマガジン「こここ」記事イメージ
ウェブマガジン「こここ」記事イメージ

■ 多様な人や活動、クリエーター、専門家とつながり、福祉に宿る創造性を発信
ウェブマガジン「こここ」では、福祉発のユニークなプロジェクト、プロダクト、カルチャー情報から、現代社会を捉えるための思想や書評、対談まで幅広い情報をお届けしていきます。
*創刊時のコンテンツラインナップ(一例)
・EXIT りんたろー。さん× OiBokkeShi 菅原直樹さんが語る「介護の話」
・写真家 齋藤陽道さんによるポートレート連載「働くろう者を訪ねて」
・美学者 伊藤亜紗さんに訊く「個と個で出会うために大切なふるまい」
・ダイアログ・ミュージアム「対話の森」体験レポート
・放課後等デイケアサービス「ホハル」代表・滝沢達史さんインタビュー
・福祉に関わるプロダクトを紹介するシリーズ「こここなイッピン」
・クリエイターや専門家による書籍紹介シリーズ「こここ文庫」

■ メディア事業とラボ事業の二つの軸で活動を展開
「こここ」はウェブマガジンを運営するメディア事業と合わせ、福祉領域で活動する方々の広報課題やプロジェクト推進に参加するラボ事業にも取り組んでいきます。メディアとの共同企画のほか、クリエイター、専門家と連携し、新たな知見や技術をとりいれたサービスやシステムを提案・提供していく予定です。

これまで数々のライフスタイル雑誌を手掛けてきたマガジンハウスが、「ライフ」の根底に向き合う、新たなウェブマガジンにぜひご注目ください。


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