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InMobi、アプリパブリッシャー向けアイデンティティソリューション 「UnifID」の提供を開始

2021.6.22

inmobi

InMobiは、IDデータの検証・照合作業の簡略化および合理化を目的とする、業界初のモバイルアプリパブリッシャー・モバイルアプリ開発者向けソリューション「UnifID」の提供開始を発表しました。UnifIDは、スタンドアロンソリューションとして機能し、既に提供済みの業界をリードしている他のソリューションと連携させることが可能です。これにより、アプリパブリッシャーが広告主に対してより価値ある、アドレサビリティの高い広告インベントリーを提供できるようサポートします。

InMobiのInMobi Exchange事業部門のシニア・バイスプレジデント兼ジェネラルマネージャー、Kunal Nagpal(クナル・ナグパル)は次のように述べています。「唯一無二のソリューションであるUnifIDを提供できること、大変うれしく思います。パートナーであるパブリッシャーの皆様は、より価値のある、アドレサビリティの高い広告インベントリーを提供できるようになるため、より多くの広告主を獲得し、収益化能力を高めることができます。AppleがAppTrackingTransparency(ATT)フレームワークを適用し始めたことで、この点は今後これまで以上に重要となるでしょう。

メディア買付のオムニチャネル戦略が広告主とってますます重要となる中、AppleとGoogleが導入した新機能によりユーザーレベルのターゲティング広告にも影響が出ています。そのためアプリパブリッシャーやアプリ開発者にとって、プライバシーに最も配慮した方法で貴重なユーザーベースの価値を高めることのできるプラットフォームと連携することがこれまで以上に重要となっています。」

UnifIDはアプリパブリッシャー専用に構築された、唯一のアイデンティティソリューションです。アドレサビリティの簡略化、多数の既存IDベンダー経由での収益化のスピードアップを可能にします。
InMobiの日本のカントリーヘッドを務める井料武志は次のように述べています。「UnifIDを導入することにより、アプリパブリッシャーの皆様は、複数のIDをパブリッシャーインターフェース経由で簡単に統合することができます。これにより使用可能なユーザーデータを収集し、対応するIDを上流のデマンドパートナーに転送することで、ファーストパーティベースのメディア買付に結び付けます。UnifIDでは、パブリッシャーはモバイル広告IDではなく、複数のアイデンティティプロバイダーを選択して協働することができ、マーケターはチャネルに関係なく個人に紐づいたIDを活用して入札やユーザーの絞り込みを行うことができます。」

パブリッシャーはUnifIDによって以下を実現できます。
●シームレスな統合:パブリッシャーは一元化された画面から好みのIDベンダーを選択して統合でき、規制、統合、運用上の手間を最小限に抑えることができます。たった数回クリックするだけで、IDベンダーとの連携を開始することが可能です。
●エンドツーエンドの管理:面倒な作業はすべてUnifIDが処理します。ファーストパーティデータを安全に収集し、対応するIDを検索してデマンドパートナーに転送することで、IDのライフサイクル管理を包括的に行うことができます。
●オープンソリューション:UnifIDは広告テクノロジーエコシステムにおいて、主要アイデンティティベンダーやその他の収益化パートナー向けに提供されている、オープンかつ中立的なソリューションです。

最初のフェーズでは、UnifIDはパブリッシャーに対し、LiveRamp、ID5、BritePoolの3社のアイデンティティプロバイダーとの統合を提供します。

LiveRampのアドレサビリティおよびエコシステム担当シニア・バイスプレジデント、Travis Clinger(トラビス・クリンジャー)氏は次のように述べています。「InMobiは、LiveRampのアドレサビリティソリューションをモバイル環境で早期導入し、さらにLiveRampの認証ベーステクノロジーもモバイル環境全体に導入しています。モバイルパブリッシャーはUnifIDを導入することにより、LiveRampのAuthenticated TrafficSolutionをはじめとする人ベースのIDとのシームレスな統合が可能になるため、消費者に対する透明性や選択肢の提供を優先させることができます。」

ID5の共同創設者兼CEO、Mathieu Roche(マシュー・ロシェ)氏は次のように述べています。「ID5は環境を問わず、アドレサビリティとプライバシーコンプライアンスが確保されたデジタル広告を提供し、モバイル広告IDやcookieが今後サポートされない、あるいは非推奨となる時代に備え、パブリッシャーやアプリ開発者の皆様への影響を最小限に抑えます。InMobiとのパートナーシップにより、ID5のファーストパーティIDをより多くのオーディエンスに提供できるため、アプリパブリッシャーの皆様はオーディエンスや広告主の収益化を実現し、ATTフレームワークにとらわれない、的を絞った測定可能なキャンペーンを展開できるようになります。」

BritePoolのCEO、David J. Moore(デビッドJ.ムーア)氏は次のように述べています。「UnifIDの第1期パートナーとして参加できたことを、大変光栄に思います。InMobiは、新たなモバイルエコシステム向けサービスの提供に成功し、広告主にアドレサビリティを提供しながらユーザーのプライバシーも確保することができます。」

UnifIDの利点について、PubliftのCEO兼創設者であるColm Dolan(コルム・ドーラン)氏は次のように述べています。「Publiftは、完全なユニファイドIDとパブリッシャーの収益増に非常にコミットしており、また広告エクスペリエンスの強化というさらなるメリットの提供も重視しています。InMobiのUnifIDソリューションの使いやすさは、Publiftが支持する重要なポイントです。」

次のフェーズでInMobiは、Epsilon、Liveintent、Parrable、Zeotapとの統合を予定しており、パブリッシャーの選択肢をさらに拡大します。今年末までにUnifIDを他の主要なアイデンティティプロバイダーと統合し、業界で最大規模のグローバルカバレッジをパブリッシャーに提供する予定です。なお、UnifIDはオーストラリアとニュージーランドでは、アプリパブリッシャー向けに既に提供を開始しています。


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