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セブンティーン(集英社)は月刊誌終了、Popteen(角川春樹事務所)は事業譲渡へ

seventeen popteen

長年続く雑誌不況に加えて、新型コロナウイルス流行による書店の休業やアパレルクライアントの出稿量低下などもあり女性誌が岐路に立っています。

集英社は、女子中高生向けティーン雑誌「セブンティーン(Seventeen)」が10月号をもって月刊発行を終了するという発表を行いました。また同社はアラフォー世代を読者層に持つ「マリソル」も11月号をもって月刊発行を終了するとしています。どちらもデジタル軸に移行を目指し、紙ベースのものは不定期発行にするとしています。

さらに角川春樹事務所は、「セブンティーン」の競合誌である女子中高生向けティーン雑誌「Popteen」の事業譲渡を発表しました。譲渡先はフォーサイドです。フォーサイドはデジタルコンテンツ配信事業に強みを持ち、「Cuugal」という小中学生向けの女性メディアも有しています。こちらもデジタル軸にシフトしていくと考えられます。

ティーン女性向けの2大雑誌が1つの節目を迎えたことは、雑誌というメディアが大きくデジタルシフトしていくタイミングの象徴的なできことに思えます。


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