博報堂DYグループ、 言葉の壁を超えたテックエンタメコンテンツを共創する「株式会社HYTEK」を設立
博報堂DYホールディング傘下の出資目的子会社、AD plus VENTURE株式会社は、テクノロジーベンチャー企業(以下、テックベンチャー)と共にテクノロジーを用いたエンターテインメント(以下テックエンタメ)のコンテンツを共創し、グローバル展開を目指す「株式会社HYTEK」(以下、HYTEK)を設立しました。
コロナ禍の環境の中、エンターテインメント業界はリアルイベントの自粛要請に伴い、大きな影響を受けました。その状況下でも、オンラインでのライブ配信やバーチャル空間でのイベントなど、テックベンチャーが開発したテクノロジーを活用した新しい体験が生まれてきています。この領域の変化に対応し、海外も含めたビジネスチャンスと次世代のエンターテインメントを創出することを目的として、2020年7月にHYTEK設立準備室を設置。テックベンチャーや様々なクライアントと共にコンテンツを共創して参りました。
HYTEKはエンターテインメント領域においてテックベンチャーとのパートナーシップを元に、彼らの持つAR/VR 技術やホログラム、プロジェクション、LED 造作などの最先端テクノロジーを活用した非言語のコンテンツを共創し、グローバルで通用する新たなエンターテインメントを展開します。日本が誇る素晴らしい技術がグローバルでさらに評価されるためのサポートを行います。
会社設立にあたり、テックベンチャーやアーティストの技術を基盤に新コンテンツを開発する「①テックエンタメ共創事業」、テクノロジー領域とエンターテインメント領域で新たなコンテンツや企業の目利き、育成を行う「②テックエンタメキュレーション事業」、様々な技術を収集・分析し、テックエンタメというカテゴリーの確立や発展を目指す「③テックエンタメR&D事業」の3つの事業を柱とします。またこれらを推進していく上で得られた知見やノウハウをもとに、クライアント企業のテクノロジーやエンターテインメントにまつわるコンサルティング、共同のコンテンツやイベント開発を行っていきます。
また、世界の最先端テクノロジー×エンターテインメント例を研究し、演者・観客・作り手・企業・社会にとってより良いエンタメ業界の未来予想図を描いていくプロジェクト「TEK-ENTM-LAB(テックエンタメラボ)」を設立準備中です。10月の開始に向け、このプロジェクトの研究生候補を募集しています。
HYTEK はテックベンチャーの保有する高い技術力と、博報堂DYグループの持つクリエイティブ・PR 力を掛け合わせ非言語のコンテンツを共創し、グローバルでの新しいエンターテインメントの展開を目指します。2021年を次の時代へ幕開けとして、日本が誇るテクノロジーで世界のエンタメ業界を更新していくことを目指します。
会社概要
HYTEKは、パートナー企業と共創したコンテンツが集積する、テックエンターテインメントレーベルです。”HY”は人々を熱狂させるという俗語”HYPE”に、”TEK”は”TECHNOLOGY”の 略語として1990年代に米国の音楽プロデューサーが使用した俗称に由来しています。 世界に認知されていない「ハイテク」な技術を、クリエイティブとPRの力で「言語の壁を超えた」エンターテインメントコンテンツへと昇華し、その魅力を世界中へと発信します。Web:https://hytek.co.jp/
・社名:株式会社 HYTEK(ハイテク)
・本社所在地:〒107-6322 東京都港区赤坂5-3-1 赤坂Bizタワー
・資本金:1,000万円(資本準備金1,000万円)
・体制:代表取締役 満永隆哉 代表取締役 道堂本丸
・設立日:2021年9月6日