CCCマーケティング、食データを複合分析する「Market Watch クロスメディア・トレンド パック」の提供開始
CCCマーケティングと株式会社Tポイント・ジャパンは、食に関わるさまざまな企業向けマーケティング支援サービス「Market Watch(以下、MKW) トレンド版※」にて、食にまつわる、外食口コミ、SNS、テレビ、実購買履歴のデータを横断で分析する「MKWクロスメディア・トレンド パック」の本格提供を開始しました。
新型コロナウイルスの感染症拡大に伴い、外出自粛や在宅勤務など、生活者のライフスタイルは様変わりし、食市場も中食需要が増加するなど大きな変化を迎えています。また、テレビをはじめとしたマスメディアだけでなく、SNSの浸透により”食のトレンド”はよりスピーディーに、そしてより多種多様な変容を遂げています。そのような中、小売や外食業界においては、データベースマーケティングを活用した商品開発や販促企画のニーズが高まっています。
このたびリリースした「MKWクロスメディア・トレンド パック」は、年間50億件超の購買データと7,000万人を超える生活者のライフスタイルデータを融合したデータベースに、CCCマーケティング独自の”食に関する単語のマスターデータ”「しょくたん」を介して、外食口コミデータ、SNSデータ、テレビデータを連携した”食の商品開発に特化した複合データ分析ツール”です。食にまつわる多種多様なデータを横断的に分析することで、【それぞれのメディア】で【特定の時期】に【どのような食材、メニュー、食感など】が注目を集めているかを把握でき、”トレンドの伝播”を可視化します。また話題の商品やメニューの飲食店や小売店での取り扱い状況(取り扱いの有無や伸長率など)を捉えることで、「メディアで話題になっている商品がどこで取り扱われているのか」また「その商品に参入すべき時期はいつなのか」など、変化の速いトレンドを補足したマーケティングにご活用いただけます。
【事例紹介】「MKW クロスメディア・トレンド パック」を活用した商品開発
Tポイント・ジャパンは、CCCグループのアセットを総合的に活用した商品開発フローを整備し、Tポイント提携企業各社とともに商品開発を行っています。このたびリリースした「MKW クロスメディア・トレンド パック」は、主にメニューや食材の選定など、トレンド分析の市場調査(「3. 世のトレンドを知る」)の段階において、一部の提携企業様に先行してご活用いただいています。
【事例】2021年1月発売:ニラックス「グランブッフェ」
■ターゲット:子ども連れの30・40代 女性
■「MKWクロスメディア・トレンド パック」活用ポイント:
コロナ禍でも伸長しているスイーツカテゴリーで、伸びているメニューを分析し、バナナジュースとフレーバーコーヒーを企画化。来店したお客様の満足度アップを目指し、食前後のドリンクメニューを充実させ、メニュー表・店内VMD(ビジュアル・マーチャンダイジング)もターゲット目線から再編集。
今後は「MKWクロスメディア・トレンド パック」を、スーパーマーケットや外食などのアライアンス企業様を中心に提供を開始し、食品・飲料のメーカーへも提供を拡大していく予定です。
CCCマーケティングとTポイント・ジャパンは、「UNIQUE DATA, SMALL HAPPY.」をグループミッションに、多種多様なデータを、テクノロジーとアイデアで価値創造し、個人のライフスタイルとそれを取り巻く社会をつないで、一人ひとりの毎日の小さな幸せを作ることを使命とし、引き続きマーケティング領域における独自の価値創出を図ってまいります。
※<「Market Watch トレンド版」の概要>
「Market Watch トレンド版」では、市場分析や競合調査のほか、商品企画や開発、出店開発などに活用することができ、食に関わるさまざまな企業向けマーケティング支援サービスとして提供を行います。
テレビデータ、SNS、外食口コミ、実購買データから「今はやりの食関連ワード」を横断的に分析できる「クロスメディア・トレンド パック」、Rettyが提供する食領域のビッグデータ連携基盤「Food Data Platform」による外食口コミデータを分析するサービス「食のトレンドパック」と、家計簿アプリ「レシーカ」による内食・中食・外食のレシート購買データを分析するサービス「市場競合パック」を活用することで、自社サービスや競合、市場のトレンドを把握することができます。