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サイバーエージェント、「株式会社CA無人店舗」を設立

サイバーエージェントは、小売向けにAI技術を活用した無人店舗ソリューションの提供・開発および、販促支援を行う新子会社として株式会社CA無人店舗を設立しました。

■事業概要
このような背景のもと、小売業向けに「新しい時代のお買い物体験を作る」無人店舗の新規出店から、有人店舗の無人化、販促および広告事業立ち上げサポートまで一気通貫した無人店舗ソリューションの提供・開発を行う株式会社CA無人店舗を設立いたしました。

CA無人店舗では、無人店舗に必要なAIカメラやサイネージ、無人決済レジシステムなどのAI機器調達や店内レイアウト設計から、売上を最大化するためのデータ分析やAIを活用した販促オペレーション構築と店舗のメディア化、そして当社独自サービスとなるバーチャルヒューマンやロボットが接客する「AI接客アルバイター※2」の派遣まで、無人店舗運営を丸ごと支援してまいります。
※2 商標出願中

無人店舗の出店サポートのみならず、当社がこれまで広告事業で培ってきたデータを活用した販促支援および、広告事業立ち上げをサポートすることで、小売企業の収益拡大に貢献いたします。

■提供サービス
1:無人店舗ソリューションを提供・開発、省人・無人化へ
店舗レイアウトのデザインから、AIカメラやサイネージ、重量センサー棚や無人決済レジ等、AI機器や無人店舗ソリューションの基盤システムの調達・設置・提供まで、ソフト面からハード面まですべてサポート。

2:AI予測モデルを提供、販促・オペレーションを最適化
店舗の売上データやお客様の店舗内での購買行動データをもとに、効率的な店内レイアウトやデータに紐付いた需要・売上予測、店舗に合った商品仕入れなど、販促・オペレーションをAIで最適化。

3:店舗のメディア化・サイネージによる店舗内販促および広告事業立ち上げを支援 
店舗内に設置するサイネージを最大限活用。当社が提供する店舗サイネージ広告配信プラットフォーム「ミライネージ」による広告運用の最適化や、広告事業の立ち上げにて販促効果最大化および収益拡大を目指す。
  
4:独自サービス「AI接客アルバイター」を派遣
CGで作成した架空のAI人間、バーチャルヒューマンやロボットを用いた「AI接客アルバイター」を派遣する独自サービスを来春より提供予定。店頭にて問い合わせ対応やお客様への声掛けを行う。店舗で手にとった購入予定の商品に対し、買い合わせの商品をオススメするなど、購入点数アップなど売上増加に貢献。
CA無人店舗

■今後の展望
株式会社CA無人店舗は今後、積極的に実店舗での実証実験を実施し、2024年までに無人店舗2,500店への導入支援と、売上高100億円を目指してまいります。

サイバーエージェントが掲げるパーパス「新しい力とインターネットで日本の閉塞感を打破する」のもと、当社が持つインターネット広告業界トップクラスの運用力と、データ基盤・AI技術の研究開発力を掛け合わせ、引き続き「売上の最大化」につながる無人店舗ソリューション基盤および、AI接客システムの開発に取り組み、顧客企業の販促効果最大化に貢献いたします。

■株式会社CA無人店舗 取締役 平川 義修

<プロフィール>
平川 義修 (ヒラカワ ヨシノブ) 株式会社CA無人店舗 取締役
2003年 株式会社サイバーエージェントに入社し、検索連動型広告を専門に扱う子会社株式会社シーエー・サーチの立ち上げに従事。2008年に広告運用などを専門に行う株式会社シーエー・アドバンスを子会社として立ち上げ、代表取締役社長に就任。その後、AI事業本部にてD2C事業の立ち上げを行い、2021年11月株式会社CA無人店舗 取締役に就任。


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