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Momentum、アプリ内へのブランドセーフティな広告配信を実現するツールを提供開始

2022.5.10

Momentum は、広告主のブランドや商品イメージを傷つける可能性のあるアプリへの広告配信を制御するために、広告配信非推奨リスト提供サービス「HYTRA DASHBOARD App Unsafe List」をリリースいたしました。

■サービス提供の背景
 昨今の通信インフラの発展や生活様式の変化を受けて、スマートフォンの利用時間が伸び、スマートフォンアプリとの接触機会も増えてきました。スマートフォンの利用拡大と比例しながら広告メディアとしてもアプリは活用され続けており、今後も事業者と消費者とのコミュニケーションにおいて重要な役割を担うと考えられています。
 しかし、アプリ内に広告を掲載する際、Webサイトなどと同様に、広告主のブランドや商品イメージを傷つけてしまう可能性があります。以前よりインターネット広告業界内では、有償コンテンツを無償で公開する違法著作権侵害アプリや、違法ダウンロードを目的としたブラウザアプリなどに広告が表示されてしまうことが問題になっていました。
 このような問題に対処すべく、Momentumは、ブランド毀損の可能性を抱えるアプリのリスト提供サービスをベータ版で提供していましたが、今回正式なサービスとしてリリースいたします。よりインターネット広告の健全化の推進を図るとともに、より広告主の皆様によって安心・安全な広告配信環境をご提供できればと考えています。

■HYTRA DASHBOARD App Unsafe Listとは
 App Unsafe Listは、アプリ分析プロバイダーからデータの提供を受け(※)、Momentumの基準でブランド毀損リスクのあるアプリをピックアップしリスト化したものです。App Unsafe Listに含まれるリストは下記のカテゴリになります。

・アダルト系:性的な謳い文句、出会い系の要素を含むもの
・2ch/5chまとめ系:2ちゃんねるや5ちゃんねるなどの内容を含むもの(ビューワーアプリ等)
・公営ギャンブル系:競馬、競輪、オートレース、ボートレースを含むもの(リアルマネーの関わる本物に限る)
・パチスロ系:パチンコ・スロットを含むもの(リアルマネーが関わるか問わない)
・著作権侵害系:著作物を第三者が転載しているもの(音楽、動画、漫画など)
・センシティブ系:宗教や政治的な内容を含むもの
・ブラウザアプリ:アプリストアで展開されているブラウザ(※例:プライベートブラウザアプリなど)
・海外アプリ:DL数は多いものの日本人向けに作成されていないもの
・ハイパーカジュアルゲーム:短期的な広告収益を意図したユーザーが定着しにくいゲームアプリ

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■広告配信における各チャネルでブランドセーフティの実現が可能に
 Momentumはこれまで、著作権侵害サイトやヘイト系コンテンツなどのブランド毀損の可能性のあるサイトリスト「HYTRA DASHBOARD Web Unsafe List」と、YouTube広告において、広告配信に適切なチャンネルリスト「HYTRA DASHBOARD Channel Safe List」を提供してまいりました。今回、広告配信に適さないアプリリスト「HYTRA DASHBOARD App Unsafe List」をリリースすることにより、Web、動画、アプリの3つのチャネルにおいて安全・安心な広告配信が実現可能になります。


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