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  • 2022.6.29

ブレインパッド、LINE特化型MAツール提供のTimeTechnologiesを買収

ブレインパッドは、株式会社TimeTechnologies(東京都千代田区、代表取締役社長 波戸﨑 駿)の全株式を取得し、連結子会社化することを発表しました

 ブレインパッドは、日本国内においてデジタルマーケティングが発展し始める2000年代から、マーケティングを高度化・自動化するプロダクト群を扱うSaaSビジネス(プロダクト事業)を展開してまいりました。
 現在は、顧客データを統合・分析し高精度なパーソナライズを実現するトータルソリューション「Rtoaster(アールトースター)」を中心に、メールでのパーソナライズコミュニケーションを実現するBtoC向けマーケティングオートメーション「Probance(プロバンス)」、SNS分析に強みを持つマーケティングリサーチツール「Brandwatch(ブランドウォッチ)」など独自性の強いプロダクトを取り揃え、顧客企業のマーケティングDXを支援しております。
 また、現在進行中のブレインパッドの中期経営計画(2020年6月期~2023年6月期の4年間)においては、自社の経営資源による既存事業の成長に加えて、テクノロジー企業との業務提携や投資(M&Aを含む)による成長加速を、事業戦略上の重要施策と位置付けてまいりました。

 ブレインパッドは、このたびのTimeTechnologiesの子会社化により、同社が開発・提供する「LINE」特化型のマーケティングオートメーション「Ligla(リグラ)」(仮称、現「AutoLine(オートライン)」からサービス名を変更予定)を当社のプロダクト群に加え、以下を実現することを通じて、プロダクト事業の成長を加速させてまいります。

1.日本国内の強力なマーケティングチャネルである「LINE」への対応拡大
 「LINE」アプリの月間アクティブユーザー数は9,200万人以上と公表されており(*1)、「LINE」は日本国内でマーケティングを行う際の最重要チャネルの一つと言えます。
 日本国内のデジタルマーケティング市場にて近年そのシェアを拡大する海外製品は、「LINE」を活用したマーケティング施策の対応に限りがあるため、当社が「Ligla」を取り扱えるようになることは他製品に対する優位性の獲得に繋がります。

2.「Rtoaster」を中心とした製品ラインナップが拡充、顧客の認知・獲得からCRMまでをフルカバー
 「Ligla」が当社のプロダクト群に加わることにより、Web、アプリ、メールに加えて「LINE」を含む幅広いチャネルでの統合的なマーケティング施策の実行が可能となります。
 また、「LINE」を活用した施策は顧客獲得にも強みを発揮するため、当社のプロダクト群を活用することで、顧客の認知・獲得からリテンション(*2)までの全ての施策を実施できるようになります。
 今後は「Ligla」を、当社「Rtoaster」の強みである顧客データの統合データ管理、卓越したレコメンドアルゴリズムと連携・融合させることにより、幅広いチャネルにおけるデータを起点としたきめ細やかなマーケティング施策が実行できるソリューションに強化してまいります。

3.両社の顧客基盤の融合による事業シナジー
 「Ligla」は、2019年のサービス開始時より「LINE」を活用したマーケティング支援に特化し、卓越した機能提供と広告代理店各社との強固な連携を通じて順調な成長を続けており、年間の「LINE」メッセージの配信数は2.2億通にのぼり、エンタープライズ向けの「LINE」特化型マーケティングオートメーションとしてはトップクラスのシェアを誇ります。「Ligla」の顧客層は、当社プロダクト事業の主要顧客層とも類似しているため、両社の顧客基盤を融合させることで、各顧客に提供できるサービスの幅が一層広がります。

●「Rtoaster」を中心とする当社のマーケティング製品ラインナップの拡充(イメージ図)
ブレインパッド

●株式会社ブレインパッド 取締役 プロダクト事業、プロダクトビジネス本部およびビジネス統括本部管掌 関口 朋宏のコメント
 ブレインパッドが創業期より事業展開する「Rtoaster」を中心としたSaaSビジネス(プロダクト事業)のさらなる伸長に向けて、このたび、LINE特化型のマーケティングオートメーションツール「Ligla」(現・AutoLine)を開発・提供するTimeTechnologies社を、当社グループに迎え入れることとなりました。
 当社は、「Ligla」を、「Rtoaster」を中心とするデータを起点としたマーケティングの世界観に組み込み、当社の強固な開発体制を活かした機能開発と既存プロダクトとの連携を進めていきます。これにより、当社プロダクト事業がこれまで得意としてきたECサイトをはじめとするオンライン事業を営む企業向けのCRM支援のみならず、「LINE」チャネルの独自性を活かした顧客獲得領域にも支援を拡大していきます。加えて、「LINE」は店舗等のリアルチャネルでの活用も進んでいるため、リアルとオンライン、双方のチャネルを展開する企業に対しても「Rtoaster」事業を展開し、チャネルを超えた統合マーケティングの実現を支えるサービスへと進化していきます。
 ブレインパッドは、本件を通じて国産のデジタルマーケティングサービスならではの独自性と支援体制を強化し、多様化する企業のマーケティング課題に一元的に応えられる存在として、加速する国内のマーケティングDXに貢献していきたいと思います。

(*1)LINE株式会社 マーケティングソリューションカンパニー「LINE Business Guide」2022年7~9月期版 v1.3より引用。
(*2)マーケティングにおいて、リテンションは既存顧客の維持を指す。


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