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Google、Google Playの開発者ポリシー更新を発表 不快な広告や子供向け広告の規制など

2022.7.29

google play

Googleは、「Google Play」の開発者向けのポリシー変更を発表しました。以下は広告に関する項目の抜粋になります。

質の高い広告エクスペリエンス(22年9月30日から発効)

広告が次のような予期しない方法でユーザーに表示されることは認められません。

・一般にユーザーがなんらかの操作を選択したときに突然表示される、あらゆるフォーマット(動画、GIF、静止画像など)の全画面インタースティシャル広告は認められません。
・ゲームをプレイ中、レベルの冒頭やコンテンツ セグメントの開始中に表示される広告は認められません。
・アプリの読み込み画面(スプラッシュ画面)の前に表示される全画面動画インタースティシャル広告は認められません。
・15 秒経過後に閉じることができない全画面インタースティシャル広告は認められません。オプトインの全画面インタースティシャル、またはユーザーのアクションを妨げない全画面インタースティシャル(ゲームアプリのスコア画面の後に表示される場合など)は、15 秒以上表示することが可能です。

このポリシーは、ユーザーが明示的にオプトインするリワード広告(例: 広告を視聴したユーザーには特定のゲーム内機能やコンテンツを提供することをデベロッパーが明示している広告)には適用されません。また、通常のアプリの使用やゲームのプレイを妨げない収益化要素や広告(動画コンテンツに組み込まれた広告、全画面表示ではないバナー広告など)にも適用されません。

子ども(ファミリー向け)プログラム用の広告SDKの適用(22年11月1日から発効)

ファミリー ポリシーに記載されているとおり、子供のみをターゲット ユーザーとするアプリで広告を配信する場合は、下記の広告 SDK 自己認定の要件を含め、Google Play ポリシーの遵守を自己認定している広告 SDK を使用しなければなりません。

アプリのターゲット ユーザーに子供と大人の両方が含まれる場合は、子供にはこれらの自己認定広告 SDK からのみ広告が配信されるようにする(年齢詐称を予防する年齢確認を使用するなどの手段により)必要があります。ファミリー向けプログラムのアプリでの広告配信には、必ず自己認定広告 SDK を使用する必要があります。

子供や年齢不明のユーザーに対してアプリ内で広告が表示される場合は、次の要件を満たす必要があります。
・広告を表示する場合は、必ず Google Play 認定広告 SDK を使用すること。
・インタレスト ベース広告(オンライン ブラウジング行動に基づき特定の特徴を持つ個々のユーザーをターゲットとする広告)や、リマーケティング(アプリやウェブサイトでの以前の操作に基づき個々のユーザーをターゲットとする広告)が表示されないこと。
・子供に適したコンテンツを表示すること。
・ファミリー向け広告フォーマットの要件を満たしていること。
・子供への広告掲載に関して適用されるすべての法規制および業界基準を遵守していること。

いずれもユーザーが快適かつ安全にアプリストアを利用できるようにするための複数のポリシー更新になっています。


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