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DAC、プライバシー保護に配慮した外部データ活用サービスを提供開始

2022.11.8

dac

デジタル・アドバタイジング・コンソーシア(Dac)は、自社のDMP「AudienceOne®」(※1)が保有する外部データを提供するサービス「AudienceOne Discovery®」(※2)において、同意管理プラットフォーム(CMP:Consent Management Platform)との連携サービスを開発し、その第1弾として、CMP「OneTrust」(※3)と連携したサービスの提供を開始しました

 本サービスは、CMPで取得したユーザーの同意状況を「AudienceOne®」との間で自動連携できるため、企業は、自社が保有していない外部データの中でも、明確に同意を得られたユーザーデータのみを活用することが可能となります。法的・技術的な障壁の無い、プライバシー保護に配慮した状態の外部データ活用が容易になるだけでなく、ユーザーデータの同意管理の負荷も削減できます。

 昨今のプライバシー保護の潮流に伴い、企業が自社で保有するデータの活用に注目が集まる一方、マーケティング戦略においては、顧客理解のために、自社で保有していない外部のデータを扱うことも重要さを増しています。しかしながら、2022年4月の「個人情報保護法」改正により、外部データ活用のためにDMPサービスを利用する場合、データについて、ユーザーの明示的な同意を取得することが義務付けられたことから、企業側でユーザー同意取得手法の1つであるCMPの導入と、その後のDMPとの連携開発など、外部データ活用のための負担が増加しています。

 この状況を受け、DACはCMPと「AudienceOne®」を連携した外部データ活用サービスの提供を開始し、第1弾としてCMPツール「OneTrust」と連携サービスを開始しました。

■サービスの特長
 本サービスは、企業の外部データ活用において発生する法的・技術的な障壁を解消し、多様な外部データを活用した効果的なデジタルマーケティングに貢献します。

●CMPの導入設計・実装からDMPにおける同意ステータスに基づいた外部データ連携まで一括で提供
 ー「AudienceOne®」の保有する豊富で多様なデータを容易に活用可能

●CMPで取得したユーザーの同意状況を「AudienceOne®」との間で自動連携(連携可否の分類)
 ーCMP導入後の追加開発が不要
 ーユーザーデータの同意管理の負荷を削減
 ーユーザーの望まないデータ連携を未然に防ぎ、「AudienceOne Discovery®」活用に際して求められる法律の要件を満たす。

 DACでは「OneTrust」をはじめとするCMPツールの導入にあたってのデータレギュレーションコンサルティングサービスを提供しており、プライバシー対応の整理からCMPツールの実装までをトータルに支援しています。DACは今後も「AudienceOne®」と各種CMPとの連携を進めていくとともに、生活者のプライバシーに配慮した形でのサービス拡充に積極的に取り組み、企業のマーケティング活動を推進するための最適なソリューションを提供してまいります。


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