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DAC、メタバース空間におけるプログラマティック広告配信サービス「MarketOne®XR」を提供開始

2022.12.13

MXR

DACは、国内外の複数のメタバース空間・ゲーム空間を横断したプログラマティック広告配信サービス「MarketOne®XR」の提供を開始します。

昨今、若年層を中心にゲームやメタバースと呼ばれる3Dコンテンツへの可処分時間の投下が増加傾向にあり、メタバース領域は新たなメディアとしての価値を持ち始めています。それに伴い、メタバース空間・ゲーム空間を活用した新たなマーケティング手法について、多くの広告主企業や広告会社からの注目が高まっています。

DACでは、近年急速に拡大するメタバース領域における次世代型メディア事業への取り組みとして、ゲーム・XRコンテンツなどのバーチャル空間内で広告展開する事業「arrova」(アローバ)を2021年に立ち上げました。既に、大手ゲーム事業会社や国内の有力メタバースサービス事業者とパートナーシップを締結し、広告枠の開発・販売等による広告出稿の実績を多数有しています(※1)。また、メタバース領域におけるコンサルテーションやメディアプロデュース(※2)のほか、バーチャル空間内での広告配信システム・計測ツールなどの研究開発も行っており、今後、次世代インフラとなりうるメタバース領域におけるメディア取引の体系化に向けた取り組みを進めています。

今回提供を開始する「MarketOne®XR」は、arrovaが参画して企画・開発されたメタバース空間・ゲーム空間に特化したDSPで、メタバース空間に設置された広告枠や、モバイルゲーム、コンソールゲーム内の広告枠を買い付けることが可能です。特にゲーム空間への広告配信においては、従来の強制視聴型の広告と異なり、ゲーム空間にプレイスメントされた広告枠(インゲーム広告)を中心にゲームの世界観やプレイを阻害しない配信を実現します。また、通常のプログラマティック広告と同様、年代・性別・地域などの項目によるターゲティング配信のほか、広告が表示されたユニークユーザー数や平均接触時間などのレポーティングにも対応しています。メタバース空間における広告だけでなく、企業とタイアップしたアバターコスチュームや3Dアイテム等の配信制御機能も強化していく予定です。

DACは今後も、日本国内およびAPAC(アジア太平洋地域)におけるメタバースプラットフォームおよびインゲームの広告枠の拡充を行い、企業のマーケティング活用支援を推進してまいります。

(※1)2022年5月25日リリース『DAC、米国Super League Gaming社と提携しメタバース領域で国内初の広告販売を開始』

https://www.dac.co.jp/press/2022/20220525_arrova

(※2)2022年7月4日リリース『DACのXRメディアデザイン事業「arrova」、小学館のメタバースプロジェクトに参画』

https://www.dac.co.jp/press/2022/20220704_arrova


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