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CCI、データクリーンルームサービス「Syncly」の提供を開始

2023.6.20

synccly

CARTA HOLDINGSのグループ会社である株式会社CARTA COMMUNICATIONSは、クッキーレスに対応したデータマーケティングサービス「Data Dig」において、企業が保有するファーストパーティデータを他企業とのデータコラボレーションで補完し、マーケティング施策を推進する独自のデータクリーンルームサービス「Syncly(シンクリー)」の提供を開始します。世界的にプライバシー保護の潮流が高まり、デジタルマーケティングにおけるユーザー識別子として広く活用されてきたサードパーティクッキーやモバイル広告識別子の規制が強化され、データプライバシーに配慮したマーケティング戦略の実現に向けてデータクリーンルームと呼ばれるデータの匿名化技術への注目が高まっています。

 

 

これを受けてCCIは、異なる企業間のファーストパーティデータをプライバシーに配慮した状態でデータ突合し、顧客解像度の向上を可能とするマーケティング施策特化型データクリーンルームサービス「Syncly」を提供いたしました。データクリーンルームの導入支援やカスタマーサポートに加えて、広告のプランニングやマーケティングの支援までを一気通貫で実施いたします。

「Syncly」は、カナダのテクノロジーカンパニーであるOptable(オプタブル) Technologies Inc.社(※)のソリューションを採用し、暗号化技術を用いたプライバシー保護を実現しています。

「Syncly」により、以下のマーケティング施策が実施可能です。

  • 既に構築したデータ基盤と「Syncly」を連携したデータ利活用
  • 他企業のファーストパーティデータとのデータコラボレーションによる顧客解像度の向上と、新たなターゲットの発見
  • CRMやデジタル広告などマーケティング施策への連携

本サービスを提供する「Data Dig」は、データ活用と基盤構築の分野に特化した専門家で構成しており、広告主企業の課題に真剣に取り組み、データ仕様の設計からAPIの実装、配信設計の提案まで、企業のデータ活用支援に向けた包括的なサポートを提供しています。

今後もCCIは、付加価値の高いサービス提供を通じて、企業の効果的なマーケティング活動に貢献してまいります。

(※)Optable Technologies Inc.社について
Optableは、”メディアや広告業界のお客様が、世界のオーディエンスデータを安全に接続できるようにする “というミッションのもと、2020年に設立されたテクノロジー企業です。
Optableはカナダのモントリオールに本社を置き、ハースト社、ラプレス社、ケベック社など、世界最大かつ最も革新的なメディア企業と協業しています。Optableは、その成長とイノベーションを継続するために、2023年4月にBrightspark Ventures、Desjardins Capital、Hearst Ventures、Deloitte Venturesなどの大手ベンチャーキャピタルや戦略的投資家の参加を得て、シリーズA投資を完了しています。


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