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米紙ワシントン・ポスト、全社員約10%=240人の希望退職を募集へ 電子版事業の伸び悩みと広告不況が理由

ワシントンポスト

米紙ワシントン・ポストは現地時間の10日、240人の人員削減に向けて希望退職を募集すると明らかにしました。。現在の従業員数は約2,500人で削減数は約10%に当たります。

削減の理由としては、電子版の購読者数が伸び悩んでいる中、さらに広告市場は景気低迷の影響を受けており、コスト圧縮を図るためとしています。米国ではまだまだテクノロジー企業やメディア企業の大幅なコスト削減施策は続いている状況もあります。

パティ・ストーンザイファー暫定CEOは社員向けの書簡で、「過去2年間の購読者数やトラフィック、広告に関する予測は楽観的過ぎた。来年に向け事業をより健全な状態に戻す」と説明しました。

ワシントン・ポストは、2013年にアマゾンのベゾスCEOが2.5億ドル買収。買収後は、大胆な人員削減や急速なDX施策などが成功して、業績を回復させていました。しかし、コロナ後は、コロナ期間の反動などがあり、成長が止まりつつある状況で、新たな身売りも噂される状態にあります。


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