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大広とFABRIC TOKYO、ChatGPTを活用したAI接客の実証実験を開始

2023.10.11

大広

大広は、ChatGPTを活用した自社開発のテキスト自動生成エンジン「Brand Dialogue AI(ブランド ダイアログ エーアイ)」を、 オーダーメイドのビジネスウェアブランド 「FABRIC TOKYO」を運営する株式会社 FABRIC TOKYO へ提供し、顧客との自動対話プログラムの実証実験を共同で開始します。

本プログラム「コーダイ by FABRIC TOKYO」(以下「コーダイ」)は、FABRIC TOKYOのAI店舗スタッフとして、LINE公式アカウントのトークルーム上でお客様と対話を行います。コーダイ(CODAI)という名称は、店舗スタッフであるコーディネーター(COORDINATOR)+AIの組み合わせであり、CO-DAY(毎日共に)という意味も込められています。

本実証実験では10月から約4カ月間、一部の顧客に対してAIで接客を行います。顧客との対話を重ねることで、商品やサービスに対する理解やロイヤルティの向上、購買行動への影響を検証します。この期間中に得られたデータを分析することでプログラムの検証、改善を行い、また、顧客のニーズに合わせたアップデートを行っていきます。

■「コーダイ」の概要
「コーダイ」は顧客一人ひとりの購入履歴や趣味嗜好などの独自のパーソナルデータ「カラダID」や対話履歴に基づいて、顧客を深く理解したAIで、商品をお勧めするだけでなくビジネスファッションのお悩み相談なども行う、という新しい体験を実現します。
「Fit Your Life.」をブランドコンセプトとしてかかげ、サイズだけでなく生き方や価値観にフィットする自分らしいビジネスウェアの提供を目指すFABRIC TOKYOにとって、顧客とのコミュニケーションにおいても一人ひとりに合った対話を提供できるように、という想いが込められています。

■パーソナライズな対話体験から生まれる価値
「コーダイ」では、コーディネーターとしての対話からユーザーの好みや想いなどを傾聴し、お客さま一人ひとりに合わせた雑談やお悩み相談、商品のおすすめなどを行います。お客さまは「コーダイ」と対話を重ねることで、毎日のビジネスファッションを意識し、「毎日の服選びが楽しい」「ビジネスファッションにこだわりたい」「コーダイと選んだ服で出かけたい」などの価値を生み出します。そして、コーダイへの愛着、FABRIC TOKYOへの親近感を醸成します。

■パーソナルな対話体験を実現する独自技術
「コーダイ」のベースとなる「Brand Dialogue AI」では、ユーザー属性と質問内容をベクトル化して、データベース(パーソナル情報、商品情報、知識情報など)より最適なデータの検索を行い、検索結果をプロンプトへ反映する「ダイナミックプロンプト」(特許出願中)という独自の技術を使い、ユーザーの属性や状態、対話内容に応じて瞬時にプロンプトを入れ替え、自然な対話を行います。 「コーダイ by FABRIC TOKYO」では、商品情報に加え、記事コンテンツの情報を知識として加えることで、FABRIC TOKYOのコーディネーターとしてより専門的な対話を実現します。


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