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Criteo、メラニー・ジマーマン氏をグローバルリテールメディア部門責任者に任命

2024.1.17

criteo

Criteoは、メラニー・ジマーマン(Melanie Zimmermann)氏をグローバルリテールメディア部門の責任者に任命したことを発表しました。ジマーマン氏はグローバルリテールメディア部門ゼネラルマネージャーとして、クライアントの進化するニーズを的確に支援し、コマースメディアにおけるCriteoのリーディングカンパニーとしての地位を確実にするため、同社のリテールメディア事業のさらなる構築および拡大と世界的な販売戦略の策定を牽引していきます。

ジマーマン氏は、Criteo入社以前、アメリカの老舗百貨店メイシーズ(Macy’s)で同社のメディアネットワークの構築に尽力し成功をおさめました。このネットワークは、メイシーズとアメリカの老舗デパートブルーミングデールズ(Bloomingdale’s)の4,600万人以上の顧客にリーチし、オンラインおよび実店舗で4億4,000万件以上のトランザクションに影響を与えています。ジマーマン氏は、メイシーズのメディアネットワーク責任者兼バイスプレジデントとして、直近の役職で、戦略の立案と実行を担当し、メディア計画から販売、キャンペーン管理、分析に至るまで、すべてのリテールメディア業務を主導しました。

ジマーマン氏はCriteoのCRO(最高売上責任者)であるブライアン・グリーソンに直属し、Criteoのリテールメディア事業のグローバルなビジョンと戦略を推進し、地域間の連携強化を担うチームを率います。また、リテールメディアの製品戦略と優先順位付けにおいては極めて重要な役割として、商業的ニーズと製品開発を密接に結びつけます。

ジマーマン氏の採用は、2023年12月の、スティーブン・ハワード=サリン(Stephen Howard-Sarin’s)の米州リテールメディア部門マネージングディレクター任命に続くものです。直近ではインスタカートでリテールメディア担当バイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーを務めていたハワード=サリンは、eBay Adsやウォルマートコネクトで幹部職にあった十数年以上のリテールメディアでの経験をCriteoにもたらしています。ハワード=サリンは、米州担当エグゼクティブマネージングディレクターのシェリー・スミスの直属として、米州の広告主や小売業者に対するCriteoのリテールメディア事業展開の構築と成長を担当しています。

CriteoのCROであるブライアン・グリーソンは次のように述べています。「当社は業界とともに進化を続けるなか、2名の主要な業界リーダーを迎えることで、リテールメディアの人材層を拡大できることを嬉しく思います。メラニーは、好業績のリテールメディア・ネットワークの構築と拡大において素晴らしい実績を持っています。彼女のイノベーションの最前線におけるメイシーズでの経験は、当社が新たな成長段階に向けたエコシステムの統合を支援する上で貴重な戦力となるでしょう。さらに、過去10年間リテールメディアチームを率いてきたスティーブンの多様な経験は、当社の事業拡大に貢献し、米州でのビジネスを変革し続けると確信しています」

マッキンゼーによると、コマースメディアは米国だけで1兆3,000億ドル以上の企業価値を生み出す可能性があり、プログラマティックの台頭以来見られなかった方法でデジタル広告業界を変革するものと位置づけられています。また、この分野の下位要素であるリテールメディアは、2026年までに1,000億ドルの広告費を生み出すものと予想されています。

ジマーマン氏は次のように述べています。「全世界の小売業者に浸透し何千ものブランド広告主パートナーを擁するCriteoは、リテールメディアのパイオニアであるだけでなく、戦略的な成長分野を開拓し、小売業者、ブランド、広告代理店にとっての大きな価値を生み出すエコシステムを作り上げるソリューションを構築することで、独自の地位を常に進化させています。クライアント固有のニーズに応えるソリューションを開発し続け、リテールメディアによってクライアントが潜在能力を最大限に発揮できるよう支援する同社に入社できることを嬉しく思います」

ジマーマン氏は、欧州のベイン・アンド・カンパニーでコンサルティングのキャリアをスタートした後、2013年にメイシーズに入社し、過去10年にわたり企業戦略を含むさまざまなリーダー職を歴任しました。両氏の採用により、Criteoは業界に精通した幹部を拡充し、コマースメディアの未来をさらに切り開いていきます。


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