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TBS、松竹とアニメ・映像領域で資本業務提携

2024.1.25

tbsho

TBSは松竹と、アニメーション IP 開発および映像コンテンツの共同製作を主軸に据え、両社のシナジー効果を最大限に発揮することで、エンタテインメント企業としての価値を最大化することを目的に資本提携を発表しました。両社で30億円ずつ株を持ち合う形になるとのことです。

業務提携の内容

a)テレビシリーズ・アニメーション、アニメ映画・実写映画等の映像コンテンツの共同製作
b)オリジナル IP・キャラクターの共同開発及び展開の検討
c)アニメシアター及び専用イベントホール事業等の共同設立及び運営の検討
d)赤坂エンタテインメント・シティと東銀座再開発の提携や新規協業の検討

本資本業務提携の理由

TBS グループは、さまざまなフィールドで心揺さぶる時を届け、社会を動かす起点となることを目指し、「最高の“時”で、明日の世界をつくる。」というブランドプロミスを掲げております。そして、具現化に向けて、2021 年 5 月にお示しした「TBS グループ VISION2030」にありますよう、「コンテンツクリエイティブの革新(オリジナル IP 開発)」、そして、創ったコンテンツを無限に広げる~拡張戦略「EDGE(=Expand Digital Global Experience)」と、コンテンツグループとして新たな成長を目指しております。

その中で重要度を増しているのが、アニメーション IP です。これまで、TBS はアニメーション IP 確保の一環として、2021 年に㈱マンガボックスを連結子会社化、2022 年には韓国 WEBTOON 大手の NAVER WEBTOON らと、韓国に Studio TooN を合弁で設立、また、アニメーション制作力強化として、2021 年に 100%子会社の㈱Seven Arcs への増資を行い、そして 2023 年、㈱TBS テレビの地上波編成表案においてもアニメーション枠を新設する等、さまざまな施策を取り組んでまいりました。

以上の流れを加速度的に推し進めていくため、今回、松竹と資本業務提携を行い、アニメーション企画力の強化を果たし、テレビシリーズ・アニメーションやアニメ映画を共同製作することを目指します。さらに、松竹と連携することで、ハイエンド制作体制の構築、オリジナル IP やキャラクターの開発、専用シアター新設の検討等、アニメーション IP を複合的、多角的にとらえて、成長戦略を実現してまいります。

TBS と松竹は、本資本業務提携によって、創造的かつ多様なエンタテインメントコンテンツを皆さまに提供してまいります。


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