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ADDIXとMYUUU、雑誌コンテンツデータを活用したAIモデル開発の実証実験開始

2024.3.5

addix

ADDIXは、MYUUU FZCOと共同で、雑誌コンテンツデータを活用する新たなAIモデルを開発する実証実験を開始しました。生成AIの活用においては、学習データの信頼性がとても重要です。今回の実証実験では、ADDIXが保有する出版コンテンツデータを一次データとして活用したAIモデルを構築します。


また自社のみでのサービス設計に留まらず、出版ビジネスに新たなビジネス創造をもたらせるよう、出版・メディア業界のAIビジネススキルアップを目的に、先行してAI研修サービスの販売を開始します。なお、研修サービスについては、助成金を活用が可能です。

■雑誌コンテンツデータから独自の新しい生成AIモデルを構築し、出版社・他業種へ生成AIサービスの販売も視野に
ADDIXでは、アウトドア・ゴルフ・自転車の3つの趣味カテゴリを中心とした出版メディアビジネスと、これらを束ねた好きでつながるエンケージメントプラットフォーム「FUNQ(ファンク、https://funq.jp/)」を展開しております。メディアコンテンツの制作に当たっては編集長をはじめ、スキルが高く優秀な編集メンバーが揃っておりますが、その一方で編集の知見を得るには経験と時間を要し、限られた人員と人材育成に課題があります。さらに雑誌出版においては、紙出版の販売は厳しい状況が続いており、Webメディア、電子書籍への切り替えなどコスト・生産性改善も大きな課題です。

一方で、数々の雑誌やコンテンツを発行してきた中で、生み出してきた多くのコンテンツは資産です。ただデジタル出版するだけではこれまでのビジネスと変わらず、このコンテンツを活かしたビジネスへの展開が必要と考えます。また生成AIを活用したビジネスにおいては、AIに学習させる一次データが重要です。ADDIXが、過去より発刊してきた雑誌やメディアコンテンツには、独自の取材データやHowToデータなど、一次情報とするコンテンツデータが豊富に揃っています。こうしたデータを基に、テキスト生成に強みを持つ生成AIを活用して雑誌出版ビジネスモデルの変革に向けた実証実験を開始しました。パートナーには、ブロックチェーンおよび生成AI領域に精通したMYUUU社を迎えて、共同でサービス化を目指します。

今回の実証実験では、独自のAIモデル構築から生成A Iを活用したコンテンツ生成における業務プロセスの効率化、人件費のコストカットまでを見越しており、自社での実証実験後は、同業界である出版社や他業種への生成AIサービスの販売を視野に入れております。

■出版社に向けて、助成金が活用可能な「生成AIスキルアップ研修サービス」を提供開始
生成AIの普及からビジネスへの活用が求められる中、実際に業務へ活かすまでには基礎知識も必要です。

今回のADDIXメディア事業では、MYUUU社の得意領域とする生成AIに関するスキルを包括的取り入れました。それらを出版業界が活用できるようアップデートし、MYUUU社と共同でAI研修サービスを販売致します。

また、一部の研修サービスについては厚生労働省が出しているリスキリング助成金の活用が可能で、企業の費用負担を最小限に抑え導入しやすい販売モデルで提供が可能です。

【研修内容(例)】

・生成AIの基礎知識と各AIサービスの機能解説

・プロンプトエンジニアリング入門

・生成AIを活用したコンテンツマーケティング入門


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