新潮社、資本金を減らし1億円以下に 税制上での中小企業へ
2024.8.5
新潮社は、資本金を7000万円減らし、1.4億円から8000万円にすることを発表しました。資本金を1億円以下にすることで税制上での中小企業になり、節税効果が見込める優遇措置を受けることが可能です。毎日新聞社や京都新聞社などの大手新聞社らも資本金を1億円以下にして、同様の優遇を受けていますが、企業規模が大きい会社が、税制上だけ中小企業となるなることは、問題視もされています。
また同社は同日に24年3月期(80期)の決算も発表しました。そちらは最終赤字で1億6100万円となり、厳しい財政状況から税制上の優遇措置を狙っていることなどが伺えます。