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LINEヤフー、24年度上期は売上収益・調整後EBITDAともに過去最高に

2024.11.5

LINEヤフー
LINEヤフー、24年度上期(24年4月~9月)の決算を発表しました。売上収益は、PayPay(株)とPayPayカード(株)を含むPayPay連結の成長に伴う戦略事業の増収、主にアカウント広告の成長に伴うメディア事業の増収、ZOZOグループおよびアスクルグループや、「Yahoo!ショッピング」等の成長に伴うコマース事業の増収等により、中間連結会計期間として過去最高となる9,252億円(前年同期比6.1%増)となりました。

また、調整後EBITDAは、販促費やセキュリティ対策費用等の増加があったものの、上記増収により、中間連結会計期間として過去最高となる2,344億円(前年同期比15.3%増)となりました。

セグメント別詳細

メディア事業
アカウント広告の増収等により売上収益は3,594億円(前年同期比4.3%増)となりました。また、調整後EBITDAは1,397億円(前年同期比10.9%増)となりました。なお、メディア事業の売上収益が全売上収益に占める割合は38.8%となりました。
・アカウント広告:「LINE公式アカウント」における、有償アカウント数の増加や従量課金の拡大に伴い、売上収益は前年同期比19.6%増となりました。
・検索広告:第2四半期においてパートナーサイト面の減収が落ち着き、売上収益は前年同期比で増加しました。
・ディスプレイ広告:LINE広告は増収となったものの、売上収益は前年同期比で横ばいとなりました。

コマース事業
売上収益は、ZOZOグループおよびアスクルグループ等の子会社を中心に増加しました。また、「Yahoo!ショッピング」についても、LYPプレミアム向けを中心とした販促施策により取扱高が増加したことから、前年同期比で増収となりました。

eコマース取扱高は、ショッピング事業を中心とした国内物販系取扱高の成長に加え、国内サービス系取扱高も堅調に推移したことにより、2兆964億円(前年同期比4.2%増)となり、うち国内物販系取扱高は、1兆4,821億円(前年同期比2.4%増)となりました。

以上の結果、当中間連結会計期間におけるコマース事業の売上収益は、4,079億円(前年同期比3.5%増)となりました。また、調整後EBITDAは761億円(前年同期比12.6%増)となりました。なお、コマース事業の売上収益が全売上収益に占める割合は44.1%となりました。

戦略事業(主にPayPay)
売上収益は、PayPay(株)とPayPayカード(株)を含むPayPay連結、PayPay銀行(株)等の成長により、前年同期比で増加しました。

PayPay連結取扱高は、7.2兆円(前年同期比21.6%増)となり、順調に増加しています。また、PayPay銀行(株)の貸出金残高は8,193億円(前年同期比26.1%増)となりました。

以上の結果、当中間連結会計期間における戦略事業の売上収益は、1,604億円(前年同期比18.8%増)となりました。また、上記増収により、戦略事業の調整後EBITDAは213億円(前年同期比393.3%増)となりました。なお、戦略事業の売上収益が全売上収益に占める割合は17.3%となりました。


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