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Google、25年2月より広告主へフィンガープリント技術の使用を許可へ 英国などは反発

2024.12.24

google

Googleは、公式ページにて25年2月16日から広告システムについて新たなプラットフォームポリシーを提供することを発表しました。

Googleは、広告システムのプラットフォームポリシー変更の宣言の中で、フィンガープリント技術という名指しでの言及はしていませんが、IPアドレスやWebビーコンなどの使用したデバイスプロファイルの構築を許可することを述べています。

変更理由については、「今回の変更は、プライバシー技術の進歩(例: デバイス上の処理、高信頼実行環境、秘匿マルチパーティ計算)と、広告が配信されるサーフェスの多様化(例: コネクテッド テレビ、ゲーム機)を反映するものです。これにより、広告エコシステムを守るために Google が禁止している有害な行為が明確化されますが、パートナーの皆様による広告のターゲティングと測定がより厳格に制限されることはありません。また、パートナー様がユーザーに透明性を提供することは引き続き義務付けられます。」と述べています。

一方で、英国情報コミッショナーズオフィス(ICO)などは、「この変化は無責任だ」などと否定的な意見を発表しており、世界的に来年2月16日からプライバシーポリシーが変更されるかどうかは若干の疑問が残ります。


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