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AnyMind Group、eギフトサービス事業を展開するAnyReach社を4.8億円で買収

anyreach
AnyMind Groupは、完全子会社であるAnyMind Japan株式会社を通じて、eギフトサービス事業を展開するAnyReach株式会社の発行するすべての株式を4.8億円で取得し、子会社化することを発表しました。

AnyReach社は、2021年に日本で創業し、主にeギフトサービス「AnyGift」の開発・提供を行っています。このサービスは、相手の住所を知らなくても、SNSやメールを通じてギフトを贈れる機能を自社ECサイトに簡単に導入できる点が評価され、リリースから3年弱で導入企業は700社を突破しています。

日本のEC市場は、2027年には約2,570億米ドルまで成長し、2024年(2,068億米ドル)比で24%ほど増加する見込みです。これに伴い、eギフト市場の需要拡大も見込まれています。AnyMind Japanが支援するファッション、コスメ、食品といった業界のブランドと親和性が高く、日本国内にとどまらず海外市場も視野に入れたクロスセル展開を通じ、市場シェアの拡大を図ります。

AnyMind Group 共同創業者兼代表取締役CEO 十河 宏輔氏のコメント
当社は、注力事業における事業基盤や組織強化を目的に、過去9件M&Aを行っており、今回が10件目、日本の企業としては5社目となります。AnyReach社の子会社化により、EC支援領域における提供価値を一層高めるとともに、ギフト市場という新たな成長機会を取り込み、より多くのブランド企業や消費者へ革新的なサービスを提供できると考えております。また、当社の現地拠点や各国・地域における知見と実績を最大限に活用し、eギフトサービスの展開を加速させ、相互のシナジーを創出することで、さらなる成長を実現できると確信しております。

AnyReach 代表取締役 中島 功之祐 氏のコメント
「世界的なオンラインのギフトプラットフォームを創る」というミッションを掲げ、AnyReach株式会社を創業いたしました。eギフトサービス「AnyGift」はリリースから3年弱で700社の導入を実現し、国内では盤石な体制が整っています。今後さらに海外へと展開を広げ、ギフト事業をデジタルに閉じずにオフライン含めて成長し続けるために、15カ国に展開するグローバルカンパニーであるAnyMindグループと共に進めていけることを嬉しく思います。両社でグローバルにおけるギフト市場への価値を創り、事業展開を加速させてまいります。


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