電通デジタル、セガXDとゲーミフィケーションを活用したチーム「Engage Guild」を発足
電通デジタルは、ゲーミフィケーション事業を展開する株式会社セガ エックスディーと共に新たな顧客エンゲージメントを創出するソリューション提供に向けた業務提携を締結し、顧客エンゲージメントを中心とした企業課題を解決するクリエイティブチーム「Engage Guild(エンゲージ ギルド)」を発足しました。
■ 今回の提携について
昨今、企業のエンゲージメント施策において、1stパーティデータやAIをはじめとした最新テクノロジーを活用したCRM施策や広告配信などが一般化し、生活者に対するOne to Oneコミュニケーションが広く行われるようになりました。
一方で、こうしたコミュニケーションの中でいかに体験を差別化し、生活者にとって唯一無二の体験を作り出すのかという点において、新たなアプローチが求められています。
そのような体験を創出するために注目されているのが「ゲーミフィケーション※2」です。ゲームのメカニズムを非ゲーム分野に応用することで、ユーザーのモチベーションを高める「ゲーミフィケーション」の市場は、グローバルでさまざまな産業において活用が進んでおり、今後日本での市場規模の拡大も注目されています。
電通デジタルとセガXDは、2019年7月の電通グループとの資本業務提携時からこれまで約5年間にわたって協働し、新規事業の立ち上げ支援やアプリ開発など、企業のエンゲージメント施策の提供を行ってきました。このたびの新たな業務提携により、両社の強みを結集させたクリエイティブチーム「Engage Guild」を立ち上げ、ゲーミフィケーション領域でさらに強力な施策を実現します。電通デジタルが持つデジタルマーケティング/ブランディング、CRM設計・運用における高い専門性と、セガXDがゲーム開発で培った「人を動かす仕掛け」である「ゲーミフィケーション」に関する豊富な経験と実績を融合し、企業の事業成長に貢献していきます。
■提供ソリューション
ブランディングとゲーミフィケーション、テクノロジーを融合したエンゲージメント施策の高度化
ゲームのメカニズムを応用し、そのブランドならではの豊かな体験設計を構築することで、顧客エンゲージメントをはじめとした各種エンゲージメント施策の高度化を実現します。
<ユースケース>
・MA/CRMツールによるセグメント配信にとどまらない体験アイデア開発
・LINEアカウントや自社アプリにおける体験アイデア開発
・顧客の購買意欲を高めるため、ポイントシステムや特典、報酬制度を利用し、顧客ロイヤルティを向上
・社内研修や従業員育成プログラムをゲーム化することによる、学習効果と従業員エンゲージメントの向上
など
■「Engage Guild」チームメンバー
電通デジタルのCX(顧客体験)クリエイティブのプロフェッショナルと、セガXDのブランドマネジメントのプロフェッショナルを中心に、協業チームを組成しました。
<代表メンバー>
・セガXD
取締役 執行役員 COO 伊藤 真人(共同代表)
・電通デジタル
アドバンストクリエイティブセンター エグゼクティブディレクター 潮田 健一郎(共同代表)