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DAC、フェイスブックエクスチェンジと提携を発表

2013.1.14

 博報堂DY系ネット広告大手のデジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(DAC)は、米フェイスブックとネット広告の分野での協力でこのほど合意した。今後DACは国内やアジアで、フェイスブックの広告枠を広告主へ仲介する自動取引サービスの展開が可能になる。フェイスブックは注目度の高いプレミア広告枠では電通と組むが、自動取引ではまず博報堂系をパートナーに選んだ。

 ネット広告の自動取引でフェイスブックと組むのは国内ではDACが初めて。DACは早くから広告の自動取引を始め、現在毎月500社の広告主から取引を請け負う国内最大手。加えて2012年に、東南アジアで最大規模のネット広告取引を手掛けるマレーシアのイニティに出資し、国内と東南アジア各国の広告主をカバーできる体制を整えた。その実績をフェイスブックは評価した。

 月内にもまず国内で取引サービスを開始し、順次アジア各国で展開する。13年末までに売上高10億円を目指す。

 フェイスブックは欧米で先行してバナー広告の枠をリアルタイム入札で自動的に取引できる事業を展開している。広告枠ごとに最高値を提示した広告主が競り落とす仕組みで収益を拡大させやすい。12年7~9月期決算の広告売り上げは前年同期比36%増となり、自動取引がけん引役を果たした。

日本経済新聞より
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDD110L3_R10C13A1TJ2000/


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