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NTTデータ、Yahoo!知恵袋の質問・回答データの独占的な販売契約を発表

NTTデータ ヤフー知恵袋

株式会社NTTデータ(以下:NTTデータ)は、ヤフー株式会社とYahoo!知恵袋データに関する独占的な販売パートナーシップ契約を締結することで3月24日に合意しました。これにより、NTTデータはヤフー株式会社が提供するAPIを通じて、Yahoo!知恵袋の全質問・回答データを取得し、独占的に販売を代行することが可能となります。

今後、NTTデータではYahoo!知恵袋データを抽出および分析可能なプラットフォームを開発し、リアルタイムデータや分析データの提供を順次開始します。また、今回の契約締結により、Twitter等の他のソーシャルメディアと組み合わせることで、消費者インサイトや故障情報などのより詳細な情報提供が可能となり、ユーザー企業のソーシャルメディアやビッグデータの活用を積極的に支援していきます。

2017年5月以降、リアルタイムデータの提供や、分析サービスの提供を通じて、3年目までに100社以上のユーザーの獲得を目指し、5年間で10億円の売り上げを目指します。

背景

NTTデータは、自然言語処理エンジン「なずき®」を用いてソーシャルメディアを活用するためのサービスやコンサルティング、テキストデータと数値データの双方を含むビッグデータの活用について積極的に取り組んで来ました。また、2012年から米Twitter社とパートナーシップ契約を締結して「Twitterデータ提供サービス(インテグレーション)」などを展開して、ユーザー企業のソーシャルメディアの活用を支援してきました。
これらの実績を踏まえ、Twitterデータ同様に付加価値の高いYahoo!知恵袋データとNTTデータがこれまで培ったビッグデータ活用に関するノウハウを組み合わせることで、製品やサービスの不具合情報の分析要望があるユーザー企業に対して、故障・障害に関するデータを迅速に提供できると考え、Yahoo!知恵袋の質問・回答データに関する独占的な販売パートナーシップ契約を締結しました。

概要(特長)

今回の契約締結により、NTTデータは、自然言語処理エンジン「なずき」を用いてYahoo!知恵袋の質問・回答データの全量、任意のキーワード等で抽出されたデータを解析するプラットフォームを開発します。
また、本プラットフォームで抽出および分析したYahoo!知恵袋データを提供するサービスを開始します。このサービスの特長は以下の通りです。

・API経由でリアルタイムに提供することが可能
・過去データ注の抽出および分析が可能
・「Twitterデータ提供サービス(インテグレーション)」と組み合わせて提供することが可能

同サービスにより、ユーザー企業が多角的にソーシャルメディアの分析を行うことを支援します。また、これらのデータ提供に加えて、実際にユーザー企業が活用を行うにあたり、事前にデータサイエンティストによるビッグデータ活用のためのコンサルティングサポートや、分析に必要となるデータ解析・検索などのシステム基盤の提供なども併せて提供します。

今後について

本サービスは、まずは過去データの提供から開始します。2017年5月以降、リアルタイムデータの提供や、分析サービスの提供を順次開始する予定です。本サービスは1年目に20社、3年目までに100社以上のユーザーの獲得を目指し、5年間で10億円の売り上げを目指します。


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