ホットモブ、セーフティーファーストのDSP「ALCANZAR」を発表
ホットモブ(Hotmob)は20日、品質、ブランドセーフティー、透明性を重視したセーフティーファーストのデマンドサイド・プラットフォーム(DSP)を発表した。
YouTubeの危険コンテンツでディスプレー広告と動画広告が掲出されたという最近のレポートの結果、大手ブランドとメディアバイイングのエージェンシーはGoogleのプログラマテック・ソリューションへの広告予算を一時停止する措置を講じた。ホットモブはブランドセーフティーへの不安に対応してセーフティーファーストのデマンドサイト・プラットフォームを発表、広告主のブランド保護戦略をカスタマイズすることで、そうした問題に対応する。
ホットモブのジョニー・ウォン最高経営責任者(CEO)は「われわれはプレミアムデジタル広告の管理と運営に10年以上の経験があるので、ブランドと広告主にとってブランドセーフティーがどれだけ重要か理解している。当社のDSPから広告が安全な環境で確実に配信されるよう、われわれはアプリとウェブサイトを厳選して確立したホワイトリストを持っている」と述べた。
ホットモブは独自のセーフティーファーストのデマンドサイド・プラットフォーム(DSP)ALCANZARを開発した。このDSPは良質な在庫を提供することに重点を置き、パブリッシャーのコンテンツがブランド特有のニーズに合致するかどうか選別するカテゴリーフィルターとコンテンツ・パラメーターを使用することでブランドを保護する。ビッディングの前と後の両方でスクリーニングを適用してブランドセーフティーのコントロールを高めており、広告主はURLやサイトセクションをチェックできるので、広告の掲出先について一層高い透明性が提供されている。
ALCANZARのユニークな特徴の1つは、スマートなビッディング・アルゴリズムと価格の最適化によって広告在庫をリアルタイムで購入することである。つまり最適な価格ポイントで必要なインプレッションだけを購入する。このDSPプラットフォームは人工知能テクノロジーで動作するコンテンツ・ランキングを採用し、アプリとウェブサイトの何百万もの広告在庫を分析し、ブランドの製品やサービスにもっとも関連性のあるプレースメントを決定する。
広告主は毎日、Google、YouTube、Smaato、Pinyou、その他、世界中の大手アドエクスチェンジの多様な在庫から100億以上の広告枠にアクセスすることができる。オンラインのディスプレー、動画、モバイルの広告在庫はCPMベースの購入が可能であり、広告フォーマットはIABと国際規格に準拠しているため、ターゲット・オーディエンスへのリーチが最大化されている。
ホットモブについて
ホットモブ(Hotmob)はハイブリッド・モバイル広告マーケットプレースを運営するモバイルマーケティング会社。アジア全体で急増する広告ニーズに対応するために、独自のアドテクノロジーと安定した広告配信プラットフォームにより、プレミアムかつ成果重視のモバイル広告ソリューションを提供している。