サイバーエージェントのスマートフォン特化型SSP「CA ProFit-X」、「ProFit-X Brand Safety」においてアドフラウド対策強化を目的とした新機能「ProFit-X Patrol」を追加
株式会社サイバーエージェント(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:藤田晋、東証一部上場:証券コード4751)のアドテクスタジオは、運営するスマートフォン特化型SSP 「CA ProFit-X」において、アドフラウド実施メディアの検知および除外を目的とした新機能「ProFit-X Patrol(プロフィットエックスパトロール)」を追加したことについてお知らせいたします。
近年、インターネット広告市場において、広告の品質やブランド保護(ブランドセーフティ)の観点から、違法・有害サイトへの掲載除外が重要視されています。加えて、不正な方法でのトラフィック(インプレッション及びクリック)の水増しや広告の二重掲載などといった広告掲載料の不正請求に繋がるアドフラウド問題への対策にも注目が高まっております。
「CA ProFit-X」では以前より、広告主のブランド価値を毀損する恐れのある違法・有害サイトの徹底除外を推進する「ProFit-X Brand Safety」を開発をするなど、インターネット広告の健全化にむけたSSP事業者の積極的な取り組みは必須であるという考えの元、取り組みを実施しておりましたが、この度、アドフラウド対策への取り組みをより一層強化するため、アドフラウドを実施している恐れがあるメディアを特定し、除外を図る機能として「ProFit-X Patrol」を追加いたしました。
新機能「ProFit-X Patrol」は、配信ログ実績を分析し、特定条件に該当するログを抽出することにより、アドフラウドを実施している恐れがあるメディアの特定が可能となります。また、その分析結果に基づき、該当メディアへ確認を行い、状況に応じて広告掲載の停止を実施することで、広告掲載の安心安全性を担保いたします。
「CA ProFit-X」は今後も、アドフラウドによる不正なトラフィックをなくし、広告掲載の安心安全を実現するためのプロダクト運営を進めてまいります。
CA ProFit-X について
「CA ProFit-X」は、「世界中の媒体の収益を最大化し続ける」ことを目標に「スマートフォン x インフィード」に特化した国内最大級のSSPを運営しております。
現在は、宣伝予算のデジタルシフト化に向けて動画広告配信在庫の拡大に注力しており、同じ広告枠で「動画広告」「ネイティブ広告」「バナー広告」を横断したオークションを実現しております。
アドテクスタジオ について
サイバーエージェントグループのアドテクノロジー分野をはじめ、AI・ロボットサービス分野における各サービスの開発を行うエンジニアの横断組織です。
2013年10月1日に設立し、現在では4つの子会社を包括し、約200名のエンジニアによって、RTB広告を支えるSSPやDSP、AI・ロボットサービス事業などの約20サービスを提供しております。