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大人系YouTuberプロダクション「FunMake」、約5,400万円を調達

大人系YouTuber(※1)プロダクションを運営する株式会社FunMake(ファンメイク/大阪市、代表取締役 市位謙太、以下FunMake)は、ベンチャーキャピタルを引受先として、シードラウンドでの第三者割当増資により約5,400万円を調達しました。今回の資金調達により、リスクマネジメントの強化、東京オフィスの開設、所属YouTuberへの支援体制の拡充をすることで、成長を加速させるための投資を行っていきます。
(※1:大人系YouTuberとは、20~40代の大人の趣味に関するコンテンツを有するYouTuber)

FunMakeサービス概要

2019年4月にサービスを開始したFunMakeには、大人系に特化したチャンネルを運営するYouTuberが所属しています。FunMakeは、所属YouTuberに対して、コンテンツに対する炎上等のリスクマネジメント、ノウハウ提供や動画編集によるコンテンツの品質向上、タイアップできる企業や自治体の提案・調整でサポートをしております。

FunMake

大人系のジャンルは、カメラなどのガジェットや飲食、旅行、キャンプが中心。これまで20~40代層にアプローチしたい100社以上の企業と協業し、タイアップ動画を生成。また関係人口増加を目的とした地方創生として、自治体(事例:大阪府泉南郡熊取町)とのタイアップ案件や地域内でのYouTuber育成にも取り組んでいます。

所属YouTuber一覧

https://funmake.net/creator/

資金調達の目的

通信インフラの整備により、YouTube視聴者層は拡大しています。これまでの視聴者層の中心である10~20代のYouTube視聴率が90%以上なのに対し、30~40代も80%以上が視聴しています(※2)。一方で、日本のYouTube市場は若年層をターゲットとしたコンテンツやプロダクションが多いため、FunMakeは大人の趣味等のコンテンツ生成・配信のサポートに特化することにより、拡大する視聴者層に良質なコンテンツを提供しています。
(※2:総務省「平成29年情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」)

大人系コンテンツを有するYouTuberの確保、コンテンツの拡充、東京拠点開設とともに、炎上マネジメントなど所属YouTuberやタイアップ先企業や自治体が安心してコンテンツを発信、活用できる体制をより一層整備していくため、今回調達した資金を活用してまいります。

代表者コメント

FunMakeを設立するに至った経緯として、私自身がYouTubeが大好きで、インフルエンサーマーケティングの可能性を感じ2019年4月にサービスを開始しました。
諸外国と比べ、我が国のYouTubeに対するイメージはまだ子供のものであるとの印象です。
しかし大人の利用率も急速に伸びており、YouTuberとして活躍したい大人も増加しています。
今後、私は炎上に代表される再生回数至上主義から、「共感・信頼」という価値が評価される時代に変わっていくと考えています。
実際に、米国連邦取引委員会(FTC)からコンテンツが子供向けに制作されたものに対してコンプライアンスの提起が行われYouTube利用規約が変更するなど、業界を取り巻く環境も日々変化しています。YouTubeが大好きな大人に可能性をもたらし、YouTubeを見る大人も楽しめるように、日本のYouTubeやインフルエンサー業界に新しい風を吹かせる一助になりたいと考えています。


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