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  • 2019.12.11

ダイナミックリターゲティング広告って?普通のリタゲとは違う?

デジタルマーケティング界隈ではよく聞く「ダイナミックリターゲティング広告」ですが、「リターゲティング広告」の違いを明確に説明できる方はいらっしゃいますでしょうか?

簡単に説明すると、ダイナミックリターゲティング広告とは、一度Webサイト訪問したユーザーに対して配信するリターゲティング広告の中でも、ユーザーの動向データを元に効果的にアプローチできるよう自動で広告を生成(ダイナミック生成)し、表示させる技術のことを言います。

この記事では、「ダイナミックリターゲティング広告」を最近知ったという方や、リターゲティング広告との違いが曖昧で理解を深めたいという方のために、ダイナミックリターゲティング広告について解説します。

まず、リターゲティング広告とは?

前提として、ダイナミックリターゲティング広告とは「リターゲティング広告」の一種です。

つまり、ダイナミックリターゲティング広告を理解する上でまず最初にリターゲティング広告について知っておく必要があります。

リターゲティング広告とは、ユーザーのWEBページ閲覧履歴やページ内での特定のアクションなどの行動データを元に、効果的な広告を表示させる手法のことを言います。

つまりリターゲティング広告は、1度サイトに訪問した(見込みが高い)ユーザーに対してのみアプローチを行います。

実際に表示する広告は、例えば特定のデザインのバナー画像いくつか作成しDSPに登録します。

このように予め用意した特定のバナー画像を表示するタイプのリターゲティング広告をスタティックリターゲティング広告と言います。

スタティックリターゲティング広告は訴求したい内容が複雑でない場合は対応が可能ですが、商品を数多く取り扱っており一つのバナーに複数商品を表示したい場合などは難しくなってきます。

具体的には、例えば商品数が100個あり広告バナーに同時に3つの商品を紹介したいといううケースの場合は、全組み合わせとして約160,000種類ものバナーを用意しなくてはなりません。

ある商品ページを閲覧したユーザーに対して、その商品や関連商品が掲載されたバナーを表示させるというのは必ず行いたいですが、流石に一つ一つバナー画像を作成し管理するのは無理がありますよね。

そういったケースを解決するのが、ダイナミックリターゲティング広告です。

それでは、”ダイナミック”リターゲティング広告とは?

ダイナミックリターゲティング広告では”ダイナミック(動的)”とあるように、動的にバナー広告を生成することができます。

つまり商品画像などの素材を用意しておくだけで、あとはユーザーの動向を元に効果的なバナー広告を自動生成し訴求してくれるのが特徴です。

ダイナミックリターゲティング広告を利用することで、各ユーザーのニーズごとにピンポイントで関心のある商品広告を表示することができます。

スタティックリターゲティング広告よりも個々のユーザーに効果的にアプローチできるダイナミックリターゲティング広告ですが、一方で覚えておくべきマイナスの要素もあります。

1つ目が広告パターンが制限されてしまうこと。特定のレイアウトに対して素材を当てはめる形のため、自由にデザインを決められるスタティックリターゲティングに比べて、見せ方の面で制限があります。

もう一点、ダイナミックリターゲティングは個々のユーザーに細かくフォーカスする必要がある分、システムに提供する情報も細かくなるのでタグの設定が複雑になります。

具体的な内容は、次の仕組みの解説します。

ダイナミックリターゲティング広告の仕組み

まず最初にリターゲティング広告全般の仕組みついて説明します。

リターゲティング広告は利用するWEBサイトには、システム(ツール)のタグを埋め込む必要があります。

このタグの役割は以下の2つがあります。

 1.ユーザーにcookie(クッキー)を付与しトラッキングする
 2.ユーザーの閲覧・行動履歴をデータベースに送信する

リターゲティング広告のツールによって、若干の仕様は異なるケースがありますが、大体上記の2つの役割があると覚えておいてください。

リターゲティング広告はこのタグによって収集されたユーザーデータを元に、別のサイトに移動した際に、一度訪問したサイトのサービスや商品の広告を表示します。

以上が、リターゲティング広告の仕組みの基礎となりますが、これと比較してダイナミックリターゲティング広告はどのように違うのでしょうか?

実はダイナミックリターゲティング広告も上記の仕組みとほぼ変わりません。

ただし先に説明したとおり、ダイナミックリターゲティング広告ではより細かくユーザーに合わせた広告で訴求する分、データベースに送る情報も多くなります。

具体的に発生する作業としては、タグを複数埋め込む必要があったり、そのタグ自体に動的に商品ページごとの情報(商品番号、商品名、ページのタイプ、商品単価、など)を設定する必要が出てきます。

また動的に広告を生成するための素材となる商品データを、データフィードで登録する必要もあります。

数万種類のバナーを用意するよりはましとはいえ、ダイナミックリターゲティング広告には準備がかかることは認識しておく必要があります。(※ダイナミックリターゲティング広告をサポートしている多くのツールでは、登録作業などをなるべくラクに行えるような機能があったります。)

スタティックリターゲティング

ダイナミックリターゲティング

以上説明したとおり、ダイナミックリターゲティング広告にはメリット・デメリットがありますので、どういったケースに利用すべきかを把握した上で選択すると良いでしょう。

おすすめ次に説明するケースです。

どのようなケースに効果的か?

ダイナミックリターゲティングは、商品の数が多く かつ ユーザーに対してピンポイントで特定の商品やサービスを訴求したい場合に有効です。

例を上げると、通販サイトや求人、旅行や不動産物件などが上げられます。

コンバージョン定義の種類が少ない、もしくは商品単位ではなくもっと大きなカテゴリーでコンバージョンを定義できるケースでは、広告の仕様を細かく定義できるスタティック広告が有効であると言えます。


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