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電通、ターゲットがどれだけ視聴しているかという視点でテレビ広告枠を評価する新サービスを推進

2020.7.17

株式会社電通(本社:東京都港区、社長 五十嵐 博、以下「電通」)は、高度化するテレビ視聴率データから、広告主のマーケティングターゲット(顧客像)を詳細に抽出・可視化し、そのターゲットがどれだけ視聴しているかという視点でテレビ広告枠を評価する新サービス「People Driven TV planning」を推進します。これにより、電通は”人”起点でのテレビCM出稿提案を強化していきます。


 現在テレビの視聴データは、性年代カテゴリ―だけでなく、視聴者に関する趣味、嗜好、特性などの詳細プロフィールを匿名取得・分析することが可能です。People Driven TV Planningでは、電通が推進している”人”基点によるマーケティング「People Driven Marketing®」の考え方をテレビのCM出稿計画にも適用しました。広告主の商品・ブランドのマーケティングターゲットを描き、彼らがどのような番組を視聴しているのかを可視化し、テレビ広告枠の評価・提案を行います。

 マーケティングターゲットの可視化が可能なデータ処理ツールPeople Profilerでテレビの視聴率測定データに加え、テレビパネルによるPC、スマートデバイスの接触状況、アンケートデータなどをまとめて活用することで、より精緻なターゲット・プロフィールを設定します。スポット広告出稿の検討には、放送局・曜日・時間帯別にターゲット層の視聴の多寡を可視化したPeople Driven TV Heatmap、タイム広告(番組提供)出稿の検討には各層の視聴率を集計したPeople Driven TV ratingを活用し、適切な枠で適切なターゲットに届く精度の高いテレビ広告を提案します。

 例えば、「流通業」のテレビ広告プランニングでは、「大型総合スーパーマーケット」「ドラッグストア」「家電量販店」の各業態を週1度以上利用すると回答した3つのマーケティングターゲット階層が視聴するテレビ枠を抽出します。この「流通業態3階層」に加え、今回は「携帯電話7階層」「自動車4階層」「ECアプリ4階層」「コンビニ4階層」「ビール類6階層」「金融業3階層」の7業種向けの汎用階層をあらかじめ用意しました。今後は、広告主の要望に応じ、さまざまな業種別階層の追加やマーケティングターゲット階層の増強を実施していく予定です。

電通


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