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電通グループ、2020年4-6月期は減少減益 〜売上高は前年同期比26%減〜

電通

電通グループは、2020年4-6月期の決算を発表しました。売上高は前年同期比26%減、営業利益は15.7%減、EBITDAは15.0%減の減収減益の決算となりました。

業績ハイライト

・コロナ禍の影響によりオーガニック成長がマイナスになったものの、オペレーティング・マージンはコストコントロールにより改善。また、デジタルソリューションや CRM といった急速に成長している分野への事業変革を推進。
・国内事業は、デジタルソリューション領域は好調を維持したが、マス 4 媒体を中心とした市場全体の落ち込みにより、減収減益。コストコントロールにより、オペレーティング・マージンは維持。
・海外事業は、コロナ禍の影響により EMEA、Americas、APAC の全地域がマイナスのオーガニック成長となり売上総利益は大きく減少したが、想定の範囲内に留まった。調整後営業利益はコストコントロールによる効果で大幅増となり、オペレーティング・マージンも大幅向上。
・コロナ禍による業績影響を緩和するべく着手した第 1 四半期からのコストコントロールと、昨年 12月からの事業構造改革の効果により、2020 年度における 7%のコスト削減目標(期初計画比)に対し、現時点で計画を上回って進捗。

グループ会社2020年上半期(1-6月)売上高

1-6月売上高 前年同期比
電通 99,562 -8.9
電通国際情報サービス 19,163 18.1
電通デジタル 11,067 13.6
CARTA HOLDINGS 9,909 -0.1
電通テック 6,749 -4.7

電通デジタルや電通国際情報サービスなどデジタル領域やシステム開発領域はコロナの影響で伸びている子会社もありました。下半期は、デジタル・ソリューションのビジネス機会に焦点を合わせ、緩やかなオーガニック成長の回復を計画しているとのことです。


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