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【新型コロナの広告市場影響分析】2020年の媒体別広告市場売上高推移

mh

2020年は2月末から新型コロナウイルスの感染が拡大し、国内の広告市場は大きな影響を受けました。また広告業界としても最大級のイベントであるオリンピックの延期も決定し、当初想定よりも大きく市場が縮小する自体となりました。


そんな2020年の広告市場を経済産業省の資料を元に、月別・媒体別で前年同月比率の推移を見ることで、影響を分析したいと思います。

広告市場売上高の前年同月比率



※単位は%

広告市場全体は本格的なコロナ渦前の1,2,3月も前年比割れをしていましたが、4月から大幅に減り始めました。そして、6,7月は復調傾向にあります。

4マス媒体+ネット広告売上高の前年同月比率



※単位は%

媒体別で見るとどの媒体も今年に入ってからはほぼすべて前年比割れということがわかります。唯一ネット広告が3月にやや前年を上回っているだけです。

そこに追い打ちをかけるように新型コロナの影響があり、一時期雑誌媒体では前年比5割を割り込む減少が起きています。媒体によって異なりますが、6月以降は復調傾向にあるものの、新聞媒体は7月また悪化している数字も見られます。

データ出典:特定サービス産業動態統計速報(7月分)


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