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ハースト婦人画報社、フードビジネスに特化したマーケティングソリューションを提供開始

株式会社ハースト婦人画報社(本社:東京都港区、代表取締役社長:二コラ・フロケ)は、フードビジネスのマーケティングをリアルとデジタルのタッチポイントを組み合わせ一気通貫で支援する領域特化型総合ソリューション「HEARST FOOD Experience(ハースト フード エクスペリエンス)」の提供を開始しました。また第1弾プロジェクトとして、新潟県が開始した地場食材の魅力を伝える食の定期便「てのひら新潟」のマーケティング支援に参画しています。

本ソリューションは、当社のマーケティングソリューション部門「ハースト メディア ソリューションズ」内に設置した専門組織「ハースト フード プロジェクト」が提供します。「ハースト フード プロジェクト」は、フードビジネスのマーケティング施策に幅をもたらす商業施設や小売店、Eコマース等の企業と、相互の強みを活かすパートナーシップの構築を推進するマーケティング組織として新設されました。
■HEARST FOOD Experience とは
「HEARST FOOD Experience」は、当社保有媒体、SNS、イベントなどの多様なタッチポイントや、読者やイベント参加者などの豊富な保有データを活用したコミュニケーションプランを提案し、フードビジネスのマーケティングを一気通貫かつ多面的にサポートする領域特化型の総合マーケティングソリューションです。現状把握から、具体的なソリューションの提案と実施、結果を踏まえた次のアクションプランへとつなげていく一連の活動を、プリントおよびデジタル媒体の編集・運営やデータ活用の知見、オンライン・オフラインの販売チャネル等との豊富なネットワークで実現します。
 

ハースト フード

「HEARST FOOD Experience」では、具体的に以下のような施策を組み合わせ、企業・商品・サービスの課題に合わせたオリジナルなコミュニケーションが実施可能です。

- 商品パッケージデザイン
- 商業施設や飲食店に向けた、メニューや商品の開発
- イベントやサンプリング、アンケートの実施
- 百貨店や商業施設、宅配サービスなどの販売チャネル等とのネットワークを活用した
新たなタッチポイントの創出
- 雑誌・デジタルマガジン・SNSと20以上の豊富な媒体チャネルでの訴求企画
- ファースト パーティ データ※1を活用した詳細なセグメンテーションによる
デジタル広告やメールマガジン配信によるターゲティング訴求

HEARST FOOD Experience 始動の背景
当社はこれまで、フードマガジン『ELLEgourmet(エル・グルメ)』を中心に、食のビジュアルづくりやコンテンツ制作の専門性を生かし、別冊タイアップ企画やイベントでの販売連動企画などのマーケティング支援で、フードビジネスの領域でのオリジナルなマーケティングプランを実施、経験を蓄積してきました。
社内においては、昨年には、データマーケティングを牽引する組織「ハース トデータ スタジオ」の設立、当社媒体内での活動にとどまらないマーケティング支援組織「ハースト メイド」の本格稼働、そしてこれらの組織が属する広告部門がトータルなマーケティングプランを提案・実施する「ハースト メディア ソリューションズ」として本年からその活動の幅を刷新。これらの改革により、雑誌とデジタル合計28の豊富な媒体数とその運用・編集知見をベースに、メディア企業としていち早く取り組んできたファーストパーティデータの活用に基づく広告メニューの開発が進んでいます。食に関心のあるオーディエンスが数多く存在する当社データの活用が進むことにより、さらに具体的なターゲティングが可能となりました。

近年、人々の食に対する関心は高まり続けています。経済産業省の統計によると、日本におけるフードビジネスは190兆2700億円(2019年)という市場規模を有しており※2、新型コロナウイルスの影響下、形態の変化はありつつも、食に楽しみを求める傾向は今後さらに伸長していくことが予想されます。
このような社会的背景の中、当社の技術力と歴史により培われた強みを生かす、総合的な提案が可能となったことにより、食という大規模な市場に対し、領域特化型の総合ソリューションの提供を開始するに至りました。

■第1弾プロジェクト 新潟県の魅力を発信する食の定期便「てのひら新潟」 

「てのひら新潟」は、新潟県が開始した旬の新潟食材を全三回にわたってお届けする食の定期便です。季節ごとのおいしい新潟の食材の魅力を全国に発信し、「食の新潟」というイメージを高めていくプロジェクトの一環として取り組みが開始されました。
本プロジェクトにおいては、お届けする定期便に『ELLEgourmet』が厳選した食材が詰め込まれているほか、媒体上では専用コンテンツを制作し、食に関心のあるユーザーインサイトに基づいた訴求企画を実施するなど、さまざまな連動企画を行い、プロジェクトを支援していきます。

 「てのひら新潟」特設ページ
https://www.elle.com/jp/pr-stories/promotion/a33478472/tenohiraniigata-2009/

HEARST FOOD Experienceを牽引するフードビジネスディベロップメントマネージャー下青木直之は次のような抱負を語っています。「当社の運営する14デジタルメディアの記事閲覧情報を横断的に分析すると、『フード&ドリンク』への興味関心が高い月間約250万人のユーザーが弊社メディアに接触頂いています。こういったユーザーの興味関心インサイトや当社がこれまで蓄積してきたノウハウとアセットを最大限活用し、広告主とユーザーのエンゲージメントを高めるエクスペリエンスを提供できるよう、オンライン・オフラインの垣根を超えたOMOマーケティングソリューションを展開していきます。」

当社は、広告主の目指すユーザーとの関係構築をあらゆる手法で包括的にサポートし、広告主のKPIの達成のために、今後も多角的なソリューションの拡充に努めてまいります。

※1 当社のファーストパーティデータには、月間1800万UU、1.9億PVのウェブトラフィックデータ、読者やイベント参加者およびEコマースでの購入者を含む76万人分の「ハーストID」が含まれます。
※2 出典)経済産業省経済解析室 2020年9月発表 飲食関連産業の動向より

ハースト婦人画報社について
株式会社ハースト婦人画報社は、テレビ、新聞、雑誌、情報サービスなどを展開する、アメリカで最大級のメディアグループ、ハーストの一員です。1905年に創刊した『婦人画報』をはじめ、『ELLE(エル)』、『25ans(ヴァンサンカン)』、『Harper’s BAZAAR(ハーパーズ バザー)』、『Men’s Club(メンズクラブ)』などを中心に、ファッション、カルチャー、デザイン、フード、ウエディングなどに関する雑誌の発行と多数のデジタルメディアの運営を手掛けています。近年はメディアの領域にとどまらず、「エル・ショップ」などのEコマースの運営、クライアント企業のマーケティング活動をトータルにサポートする「HEARST made (ハーストメイド)」 のサービス提供、データに基づきクライアントブランドのマーケティングを支援する専門組織「ハースト データ スタジオ」を立ち上げるなど、コンテンツ制作における知見にデジタルの知見とデータを融合した企業活動を展開しています。


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