AnyMind Groupのフォーエム、App Developer向け「IDFAサポートプラン」の提供を開始
AnyMind Groupの子会社で、Web Publisher及びApp Developerのメディアパートナー事業を主事業として展開するフォーエムは、2021年3月に予定されているiOS14.5公開に伴うIDFA取得仕様変更にあたって、App Developerを対象にIDFAサポートプランの提供を開始いたしました。
■IDFAサポートプランの提供を開始する背景
・Apple社がIDFAについて利用方法の変更を発表
アプリ内広告は、IDFAを使用したユーザーターゲティングを行うことで高い収益性を生み出してきました。これは、ユーザーの属性や行動にIDFAを紐づけることで、インストール見込みの高いユーザーや配信ネットワークに対して広告を表示させることができたためでした。
昨今、個人情報保護強化が進み、ユーザーが自身のデータのコントロール権を持つことが重視され、AppleはIDFAの利用方法を変更すると発表しました。
・App Developerの収益減少の可能性
これにより、広告主やApp Developerが使用できるデータの量と質が減少します。結果として、ユーザー単位でのターゲティングが難しくなるため、広告単価の下落・App Developerの収益減少が予想されます。
広告収益に頼っていたアプリは、この影響を正面から受けることになります。
・App Developerの対応ハードルの高さ
Appleは、IDFAを取得するための方法やIDFAに代わる広告効果計測フレームワークであるSKAdNetworkを提供していますが、その最適な実装方法や運用方法には不透明な点が多いのが現状です。
さらに、日本語での解説ソースの不足やそもそもの広告システムの複雑さから、IDFA取得仕様変更に伴う対応を十分に理解する必要があります。
このような背景において、App Developerを支援する当社は、IDFAの1取得仕様変更後もApp Developerの収益成長の一助となるべく、「IDFAサポートプラン」をローンチいたしました。
◼「IDFAサポート」とは
IDFAサポートとは、IDFAがオプトイン化される際に、App Developerの対応すべき内容を整理し、全てのアプリが新しい環境に素早く適応するためのサービスです。
高い実績と知見を持ったメディア・アプリの収益支援事業者のみが認められるGoogle公式パブリッシャーパートナーとして長年支援を続けるフォーエムが、大きな変化を前にApp Developerをサポートします。
◼︎「IDFAサポート」の内容
・IDFA仕様変更に伴うアプリへの影響の解説
・IDFA取得に必要なATTフレームワークの実装サポート
・IDFAに代わって使用されることが予想されるSKAdNetworkの解説・対応サポート
・IDFAレスの時代にアプリを成長させるための課題や解決方法のコンサルティング